始まりの街スタット編1 そして冒険に……
ぼく達が家ごと異世界と思わしき世界に飛ばされて一日が過ぎた
1日経っていくつかわかってきたがあった
・家は森の中に転移した ・何故か電気が通っていて使えるが、テレビやラジオ等の電波を必要とするものは使用できない ・家からぼくのぬいぐるみ達だけが消えている ・家周辺には誰も寄り付けなくなっているのか安全
とまぁ、こんな感じにまとめてみたんだけど……まだまだ知らない事がたくさんだある
「ねぇ、ロウカ。ぼくの他のぬいぐるみ達知らない?」
「あぁ、その事モフか。他のぬいぐるみ達もみんなグルミンになったモフ♪だってみんなソラの事が大好きだからモフ♡そしてみんなソラの為になる様に方々へと向かったモフ。でもみんなうっかりさんだから契約するのを忘れてたモフ」
「な、なるほど?でもまぁ、冒険する目的はできたなでもどう探せば?」
「とりあえずは外の世界に出てみないか?」
「うひゃあ!!ユ、ユメハちゃんいつから!?」
「私はただ、ソラが起きてこないものだから目覚めのキスでもしようかと……」
「そんな事ボクが許さないモフ!!」
「それよりもソラ、朝ごはんができたぞ」
「うんありがとうユメハちゃん」
「無視モフか!?あ、あのぉ〜お二人さん?お〜い!!ボクを無視しないで欲しいモフぅ!!」
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「さて、どうやってぬいぐるみ達を探そうか」
「よし!ここは私がソラの匂いを辿って探そう!!クンカクンカ」
「そんなんで見つかったら苦労しないモ………「いたぞ、ソラ!!」なんでぇええええ!!」
そう言ってユメハちゃんが指差す方を見るとそこには大きな空飛ぶサメのぬいぐるみがふわふわ浮いていた
「ジョーンズゥ!!こんな所にいたんだぁ♡」むぎゅっ
「おや、ソラ様ではありませんか。はて、ソラ様は実は女の子だったのですかな?」
「ああ、どうもジョーンズ達が動けるようになったのと同じでぼくもこの世界に来たらこんな姿になってたんだ」
「なるほど……道理で昨日一日外を見回していても知らない場所しかなかったのですね」
「そっか、だから昨日いくら探してもいなかったのか」
「ええ、でもソラ様が旅に出る前で良かったです。キットワタクシのスキルはこの度では必需の物でしょうからね」
『ジョーンズとの契約が完了しました。ステータスとスキルの上乗せを開始します』
「ワタクシのスキルの一つに鮫探知というものがありまして、地図アプリの様に周辺の位置情報を確認したり、各地へ散らばったグルミンの場所だって簡単にわかります」
「でもそれじゃ、なんでそとに出るなんて事したんだ?」
ユメハちゃんはジョーンズに尋ねた
「それはワタクシのスキル獲得に必要だったからです。どうもワタクシ達グルミンはスキル獲得の為に必要な行動、場所に向かう事が必要みたいです」
「それでみんないなかったのか……」
「よし、それじゃ!みんな行こっか」
ぼく達のぬいぐるみを探す旅が始まる
774です。ようやく旅に出れるかな?といった所で終わりましたけど次回をお楽しみに




