表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぶらりぬいぐるみ旅行記  作者: Noname774
ぬいぐるみ探索編
36/48

始まりの街スタット編30 ソラvsワルもふもふ

「よし、今だ!アイツに特大の一発をくれてやれ!!」

イカッツさんがそう大きな声で言う


「了解です!!ロウカ、装備」

ぼくはロウカが変化した狼の着ぐるみパーカーを装着する。

「いくよ、『狼超咆哮(ウルフハウリングブラスト)!!」

「私もいくよ、『急降下脚(メテオストライク)』!!」


ぼくとユメハちゃんの攻撃がジャビットキングにぶつかる


「ギギュグァッ!!」

ジャビットキングの叫びと共に土煙が浮かび上がる。ここは静かに様子を見ようと思う。よく漫画や小説とかだと『へっ、雑魚め。ざまぁみやがれ』とか言って倒れたかわからないうちに喜ぶと死ぬフラグが立つらしいからね。


ぼくとユメハちゃんが土煙が消えるまで様子を見ているとイカッツさんが


「やったな、ソラの嬢ちゃん達!!アイツもこれで倒れた……」

「ギギュグガァ〜!!」

フラグを言い終わる前にジャビットキングが立ち上がった。やっぱり、こうなるか……そう思いながらぼくは戦闘態勢に入る


「どうやら、まだまだアイツは暴れ足りないみたいです」

「マジかよ、こんな魔獣始まりの街近辺にいたらマズイじゃねぇか!!さっさと倒さねぇとみんなが危ない!!」

「確かに、このままだと奴はもっと凶暴化していつか街に襲来するかもしれない」


どうやら、ぼくはAランククエストを受けたつもりがいきなりSランクになってしまった様だ。そう考えている時にもジャビットキングは暴れ続け動物達はパニックに陥っている


「やい!デカワルもふもふ!!ぼくが倒してあげるよ」

そう言ってぼくはロウカの力で上がった素早さを活かして敵を欺く、その後ぼくは奴の鼓膜目掛けて特大の雄叫びをあげる。

「ワォオーーン!!」


そうするとジャビットキングは長くて大きな耳を抑えはじめた。ぼくはその隙に


「もふもふ流狼狼奥義・ウルフエッジ!!」

そう言ってぼくは狼の前足の様な手袋から鋭い爪を出して敵を引っ掻きまくる


「ギガゅ〜ガァガヤラァ!!」

ジャビットキングは感じた事の無い痛みで倒れた。


「それじゃ、さようなら。大きくてワルイうさぎさん」

そう言ってジャビットキングにとどめをさした。


ソラはレベルが上がった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ