始まりの街スタット編26 ぼく的もふもふ特訓
ふぁ〜、よく寝た。ぼくは起きると朝食を作る為に下に降りて冷蔵庫の中身を確認する。朝はベーコンエッグにでもしようかな。ぼくは人数分の卵とベーコンを取り出して油を引いたフライパンに乗せる。温めてる間に食パンをトースターにセットしておく。
「よし、そろそろいいかな。」
ぼくはベーコンエッグとトーストを人数分並べる
「おはようソラ。今日も美味しそうな朝ごはんだね」
ユメハちゃんが起きてきた
「おはようユメハちゃん、今日も頑張ろうね」
「あぁ、早い所元の世界に帰りたいしな」
ぼく達が何気ない会話をしているとロウカ達グルミンも起きてきた。
「ソラ、おはようモフ。クンクン、美味しそうな匂いがするモフ」
「おはようございますソラ様、本日もよろしくお願いします」
「キイ、ソラおはよ♪」
「みんなおはよう朝ご飯できてるよ」
これが今のぼく達の朝の日課だ。みんなが朝食を食べ終えるとぼく達は街に移動する、街までは少し距離があるがぼくはロウカを装備すれば加速できるしユメハちゃんも加速スキルを持っているので直ぐに着ける。
ぼく達がスタットに到着すると最初にミノンさんの所に行った。ミノンさんの仕事場は輸出入をする所でここがないとこの街は食糧や衣類等の供給が出来なくなるという、そんな場所にぼくが契約したゴブリナさん達ぷちゴブリン達を寮で雇ってもらっている。なのでぼくはその様子を見に来たのだ。
「ゴブリナさん達、おはよう」
「おはようございます、ソラ様。私達は今日もここで働いておりますわ。ソラ様、私達に居場所を提供していただきありがとうございます」
「いいよ、別にホントにたまたまだったから」
その後も少し雑談してから場所を去った
次にぼくが向かったのは冒険者ギルドだ。ぼく達が中に入ると受付のお姉さんが大きな声で
「おめでとうございますソラさん、ユメハさん。貴女達の冒険者ランクがEからBにアップしました」
「えっ、いいんですか?ぼく達まだモンスターとの戦闘経験が少ないんですよ」
「そうだな、私達はギルドマスターやミノンさんにも苦戦していたのだから」
「ギルマスと闘牛のミノン様と戦闘をしたのですか!?よくご無事で……」
ぼく達はお姉さんが驚いている理由がわからなくて困惑していると
「よぉ、ソラの嬢ちゃん達。聞いたぜあのミノンさんやギルマス相手に普通に戦闘したってな」
イカッツさんがやってきた




