始まりの街スタット編24 そして始まるもふもふ生活
ぼくはロウカ達に女神ヤワラカさんから聞いた話をした。
「………という事みたい」
「成程、ではワタクシ達もソラ様の協力をしましょう」
「ボク達に任せるモフ!」
「キィも頑張る!!」
ロウカ達グルミンはやる気マンマンの様子だ。こんなにやる気一杯なら頼もしいよ。
キュルルルゥウウ〜
誰かのお腹の虫が鳴き出した。
「ごめん、ソラ……私、お腹が空いてしまったよ」
ユメハちゃんが恥ずかしそうに顔を赤らめてそう言った。恥ずかしがっているユメハちゃんも可愛いなぁ……そう言えば、冷蔵庫にまだ野菜とかが残ってたような
ぼくが冷蔵庫を開けて今日の献立を考える。よし、今日はカレーにしようか。
「ソラ、私も手伝おうか?」
「ユメハちゃん、なら今日は冷凍ご飯を温めるからレンジに温めておいて」
「わかった。それが終わったら材料を切るのを手伝うよ」
「できたよ、みんな出来たよ」
「わぁあ♪美味しそうモフ」
「おぉ、これは素晴らしい。さすがはソラ様です、ではさっそく頂きましょう」
「キィ♪早く食べたいキィ」
「さぁ、早く食べようかソラ」
「うん、そうしようか」
ぼく達はみんなでカレーを食べる。うん、やっぱりカレーは美味しいな。ぼくとユメハちゃんは普通に食べていたけど、ロウカ達グルミンは元々ぬいぐるみだった事もあって美味しそうにカレーを食べて三杯もおかわりしていた。
「ぷはぁ〜美味しかったモフ」
「ワタクシもです、食事という物がこんなにいいものだと知りませんでした。でもグルミンになったのですからこれからは食事が楽しめます♪」
「キィ、ソラ美味しかった♪」
「そっか、よかったよ。今日はもう疲れたしお風呂に入って寝ようか」
「お風呂だって!?…‥.むふふ、ソラ一緒に入ろう。そして私と………」
「ソラ、コイツはボクが見ておくから先に入ってるモフ。いいか、そこから動くなモフ!!」
ロウカがユメハちゃんを拘束してそう言った
「何をする!!私はただソラの裸とその胸に実ったたわわなものを堪能したいだけだ!!離せぇええ!!」
「ソラ様、あのケダモノに今近づくのは危険です。早くお逃げください」
「キィ、ソラは早くお風呂入る」
そうしてぼくはユメハちゃんがロウカに捕まっている内にお風呂に入った。ぼくはお風呂を出るとパジャマに着替える、でも風呂から出るとすぐにぬいぐるみ巫女の衣装である下着の様な踊り子の服が装着されるこの服は汚れない代わりに強制装備らしい。この上には服が着れるのでぼくはパジャマに着替えた。そろそろ寝ようかな




