始まりの街スタット編20 修行2
「さてと、アンタ達の魔法の力はわかった。次は戦い方の基本を教えるわね」
そう言うとサラさんは拳法の構えの様な姿勢を取る。
「今からアタシの戦い方を見せるわ。これを参考にして己の戦い方を学びなさい」
「はい、サラさん」
「わかった」
「まずはこれよ、戦闘の基本はどう動くかよ」
そう言ってサラさんは地面を蹴りそこから地響きを起こす。
「最初に道を塞ぐ、惑わすもしくは真っ向勝負……大体その3つね。他にも自分のスタイルを見つけて闘いを有利にする事が大事よ」
「なるほど、ぼくは誰なんだろ」
「私はソラを守るのだから真っ向勝負で決まりだな」
「じゃあ、次は自分のジョブの使い方を見出す事ね、アタシのジョブは闘魂者だ。見てなよ、これがアタシのジョブの力さ」
そう言ったサラさんは7つの球を集めて願いを叶える漫画の主役の様に赤いオーラを出す、それがどんどん強くなりそのまま波動のような弾を出す。
「超波動!!」
そう言って手からレーザーを出して壁を破壊する
「どうかしら?これがアタシのジョブの力よ」
「なるほど……ロウカ達もそういうのできる?」
「ボクはそう言う技はないモフ、でも中にはそう言う仲間もいるはずモフ」
「そうですね、ワタクシも似たような技は持ってませんけど、遠距離技はもってますよ」
「キィ♪キィは音波攻撃ができるよ」
「私はソラを守るために戦う」
「まあ、ソラの場合はぬいぐるみを集める事が必要そうだね」
「でも確か、ぼくのスキルに……やっぱり、裁縫ってのがあります」
「ひょっとするとアンタは自分で作ったぬいぐるみもグルミンにできるのかもしれないね。実は正直、アンタ達のジョブは珍しすぎて修行らしい修行なんてできないのよね」
「えっ、じゃあぼく達はどうすれば……」
「なぁに、できる限りの事は手伝うわよ」
そう言ってぼく達は元の部屋に戻る、ボロボロの地下室は良かったのかと聞くと、暫くするれば勝手に治ると言われた。
「さてと、ぷちゴブリンちゃん達の様子でも見ようか」
こうして、ぼく達はミノンさんの場所に戻った。ゴフリナさん達はなんとかやってるのかな?
修行の感じ無くてすみません




