表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぶらりぬいぐるみ旅行記  作者: Noname774
ぬいぐるみ探索編
18/48

始まりの街スタット編12 ゴブリンと戦闘!?

「まさか街についたと思ったら今度はクエストで森に戻るとはね」

「でもゴブリンなんていたか?」

「おそらくワタクシ達の家にはモンスターが近寄れない何かがあってそのせいで一箇所に集まって大量発生に繋がったのかと」

「てことはどういう事モフ?」

「つまりぼく達のせいでモンスターの大量発生が起きてるんだよ。責任とって倒さないとね」

「ああ、ソラの為なら私はなんだってやるさ」


ぼく達はもといた森の中を街とは逆方向に進むと明らかに何者かが住んでいる様な洞穴を見つける。


「ここにきて確認なんだけど、ぼくってどうやってたたかうの?」

「それは後でワタクシ達がお教えします」

「ソラ、どうやらゴブリン達はそこにいる様だぞ」


確かに、ここ一体に群れの反応を感じる。ゴブリン達の巣窟はここで間違いないのだろう。さてとゴブリンはどんな感じのモンスターなのかな?


「きゅあ♪」「きゅぅう!」「きゅるる♪」


目の前にいるゴブリンは漫画やゲームに登場する醜い見た目ではなくとても愛らしくクリクリした目と丸々とした身体。これはなんとも可愛いモンスターなんだろうか?


「ジョーンズ、この子達について何かわからない?」

「了解です。ソラ様、スキル使用『鮫辞典(シャークライブラリー)』ふむふむ、」


ジョーンズの説明を聞くとこんな感じだ。

ぷちゴブリン:下級モンスター。か弱く常に集団で生活している。基本的に人を襲わないが、警戒心と団結力が強い為襲われれば無事では済まない。また、ホントはおとなしい性格と人に知られていない為よく人に襲われる悲しきモンスター。


「うぅ、あんなに可愛いのに人はなんて残虐なんだ」

「私も人間なんて嫌いだぁ!!」

「……ソラもユメハも、人間モフ」

「そうですね……でも、ワタクシもあのゴブリン達が可哀想に感じます」

「キィ、どうにか助けたいキィ」


ぼく達が話しているのに気づいてゴブリン達は警戒態勢だ。


「きゅる!」「きゅるる!!」「きゅりゃあ!」


「どうにか会話ができないかな?」

「ならボクを装備するモフ!!」

「装備!?どうやって?」

「ボク達グルミンはぬいぐるみと生物を合わせた存在モフ。そしてもう一つの能力はぬいぐるみ巫女であるソラが装備する事ができるモフ」

「わかったよロウカ!行くよ」

「掛け声は『柔装着(フラフェリング)』モフ」

「「柔装着(フラフェリング)!!」」


そう言ってぼくとロウカは光に包まれそして、


「これが、合体?」

「す、すごい」

「な、なんて事だ……」


その姿はモフモフでふわふわでとても


   「「「かわいい♡」」」

774です。着ぐるみパーカーっていいよね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ