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S・Sの夢  作者: せいじ
28/47

気合



 決断するべきなのだろうか。



「・・・」


ふと、彼の言葉がよぎった。


 『・・・外したら、もう二度と会うことはない』



・・・あの不思議な謎かけは、入社試験のようなもの?

 


静子は思った。


そもそも、この自分が合格できるのか。




「・・・よし、今はいったん忘れよう」




 今から出勤するこの今、考えることじゃない。



 とりあえず、今日を、なんとか乗り切りたい。



 ・・・とりあえず。

 

 

 無理やりだけど奮い立たせる気持ちで静子は、

うん、と自分なりに気合を入れると自宅を出た。
















「・・・睦月さん!」


いつも通りオフィスに入ると、

いつもだったら火の粉が被らぬよう、完全スルーするはずの、

後輩が必死の形相で呼び止めてきた。




「これ、上司に今日の午前中までって先日仕事振られたんだけど、


 失敗してしまって、一人だと仕上がりそうにないです。


・・・手伝ってほしいです!」



続く


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