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新しいショッピング?!

朝から疲れたあとに学校とかはだるいと思いつつ学校に通った燈屋。学校では友達と話しをしていたのだが、先輩からの発言について考え混んだでいたら気がつくと放課後に?!

燈屋は蓮と学校に着いたあとそれぞれの教室へ行くため別れた。朝から蓮のベタについての熱いトークのせいでお目目ぱっちりが、疲れ果てて眠たそうな目をしている燈屋であった。


「おい〜す燈ちん!今日も先輩とお熱いトークでもしてたのか?」


「おはよう魁斗。お前は朝から元気がいいな〜…その元気少しでも分けて欲しいよ…」


こいつは神田魁斗(カンダ カイト)俺のファーストフレンドである。魁斗は初めて会った時に、燈屋を闘矢だと勘違いをした。その結果、「お前コ○モ感じたことあるのか?」と聞いてきたのだが…「誰がゴー○○セイントだ!」とか言って友達になった訳だが、こいつは学校内でトップ10位に入るほどのTheイケメンである。


「俺の元気が欲しいなら分けてやるぜ!」


「この世には太陽が2つもあるのかよ…。」


「俺はこの学校の太陽だからな!どんなことがあろうと、俺は明るくお嬢ちゃんたちを照らさないといけないから…な!」


「朝からバカみたいな会話はやめてくれないかしら。よくそれでトップ10に入れたわね」


「おいおいそれは酷くないか?もうちょいオブラートに包んでくれないかな?」


「あなたにはこれくらいのスパイスがちょうどいいわ。燈屋くんもおはよう」


「おはよう明立さん」


この貴族みたいな振る舞いをみせるこちらのレディーは、明立華澄(アダチ カスミ)さん。次期生徒会長であり、男子生徒の注目の的。成績優秀スポーツ万能、誰とでも接してくれる女神様です。実は先輩の中学の後輩らしく、それのおかげで友達になることができた…がそのせいか、男子生徒の視線が痛い。


「今日も先輩と登校してきたの?」


「そうなんですけど、先輩また変なことやろうとするんですよ…朝から大変です」


「あらあら、また先輩は何か企んでるのね。でもその企みって面白いことでしょ?中学のときはよく先輩と色んな計画をやってましたからね」


「へ〜…例えばどんなことやってたんですか?」


「そうね〜…曲がり角で男性に当たる数が多い方が勝ちとか当たる確率が高い場所を探したりとかかな。本当にあの頃は楽しかったな」


「さすが先輩のやることはどれも変なのばかりですね。それが青春ってやつなんですかね?」


「それが青春かどうかは分からないけど、先輩のやることは楽しかったし、きっと今企んでる計画も楽しい事だと思うよ」


「そうだといいんですけどねー…」


「ちなみに燈ちん。その企みってのはなんなんだ?」


「ああ、ベタな恋愛には飽きれたとか言って、予測型恋愛をやろうって言ってたぞ」


「なんだその予想型恋愛って?」


「なんか一歩先の未来を予想して次に流行る物事を当てるんだと」


「それってただ予想してるだけだから恋愛じゃなくね?」


「俺もそう思ったんだけど、先輩のことだから何かそれについても考えがあるんじゃないかと思っててな。今日の放課後にでも聞こうかと」


「それは面白そうな計画ね!私もその企画に参加したいわ」


「後で先輩に伝えてみるよ。多分あの感じだから絶対OKすると思うけど」


「なら俺もやるやる!俺だけハブられるのは嫌だし、楽しそうだからな!」


「みんな席につけ〜…ホームルーム始めるぞー!」


こうして俺は毎日楽しく学校に通っている。しかし今日は心の底に不安があった。なぜかはもう予想がつく。それは放課後に先輩が例の企画をやるからだ。なんにもなく終わればいいんだけどな…。


キーンコーンカーンコーン…


結局、先輩の企画について話したり考えたりしたら気づいたときには放課後になっていた。時間の流れって早いんだなって感じた。とりあえず、約束どうり、集合場所へ行くか。



「お待たせ待ったか?」


「いや今来たところなので待ってませんよ。」


「おいおいそれはベタなやつやん。うちはベタが飽きたからもう正直に言っていいんだぞ?」


「正直って言われましても…本当に今来たところなので」


「それならいいんだけどな。今来たこととか言って、1時間前からいたりしたらなんか申し訳ないしな。正直に言った方がいいと思うんだよ。」


「まぁ正直に言うのは大事ですけど、それとこれとは別ですからね!」


「はいはい。とりあえず行くぞ!」


こうして俺と先輩はショッピングモールへ足を運ん

だ。結局、俺は企画よりもショッピング出来ればいいと思っている。


「さて始めますか」


「何を始めるんですか?」


「企画だよ企画」


「その予測ってやつですね」


「そそ。とりあえず次に流行る探すからとりあえずお前は何が流行るか何でもいいから答えろ!」


「そうっすね…タプオカはどすか?」


「それはもう流行りが終わっただろう?一昔前に」


「そうですか?じゃ何が流行りますかね〜…」


「そうだな、新しいショッピングの仕方はどうだろうか?」


「新しいショッピングですか?それどんなこという?」


「基本的なショッピングは服屋とかで「こっちとこっちどっちがいい?」みたいな会話したり食事したりが基本でしょ。それで新しいショッピングは、 服屋なら、互いに服を選んで同じ服だったら買うみたいな?」


「それは新しいショッピングですけど、何か違う感じがするんですけど」


「とりあえずやってみるか?」


「まぁいいっすけど」


そうして俺と先輩は服屋に行った


「よしやっていくぞ!それじゃ制限時間は10分間。見つかり次第ここに集合な。」


「わかりました」


10分後…


「よーし持ってきたようだな」


「一応ですけどね。それより本当に合うんですかね?」


「まぁ何とかなるんじゃない?」


「それじゃいきますよ。せーの…」


「はい」

「はい」


「やっぱり違いますね全然…」


「いや、そうではなさそうだよ。ここの模様とか一緒だし」


「ホントだ!これは何かあるんじゃないんですか?」


「そうだね。完全一致とはいかなかったけど、部分的には合ってるからお互い少しはいいんろうな」


「なんかやってみたけど、意外といいすね!」


「そうだな。さて次やりますか」


結局3回くらいやったあと、食事してショッピングは終わった。最初は訳分からんことだったが、意外と面白かったので、これはこれでありだなと思った。




読んでいただきありがとうございました。

沢山の感想やコメントお待ちしております。


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