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天才達の異世界転移  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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 龍尾のメモ

 今日は情報収集をしたが結果的にはこの世界は魔王軍と人類とその他の種族がいる。魔物の中には魔王軍に属していない者もいる。その魔物は知性が高く自分より強い魔物を探している模様{図書館情報}その中にはバケモン級に強い者もいるとの事。噂では魔王が生まれる前にキケンドゥと言う農業国家があったのだがある日突然その魔物が現れ撃退を試みたが逆にその国が滅んだと記載されていた。そのほかにも稀に魔物の中でも稀少種が誕生することがあり、その魔物は魔王軍には参加せず一人孤独に戦うが自分より強い者を見つけると直ぐに懐くらしい。しかし、これはオークやゴブリンやその他人型の魔物は稀少種が生まれないことが最近分かったとの事。以上が今日入手した情報。疑問 居酒屋に居たあの男が言った西と東が滅びると言っていた。これは俺らをここに行かせるためか、それとも警告又は行かせないためかは謎である。この二つの国の状況は要注意だろう。結論、騎士団に入る又は魔王討伐隊の幹部になる。理由、騎士団に入ることによってある程度の戦力は動かせるが、デメリットとしては上官の命令はおそらく絶対なのでなるべく早く階級を上にしないといけない。もう一つの魔王討伐隊だがこれは冒険者の最強クラスをかき集め結成された最強の部隊だとここのギルド長が言っていた。しかし、方針は実力のある者が決めるためいち早く討伐隊のトップになる必要がある。おそらく、まきゆづか雪姫が適任だろう。結論の結論、学校の休みはなるべく西と南の遊撃に出よう。ついでにクエストもやって儲けよう、仕事があったらの話。

 朝

 龍尾はいつも起きたらいつどうりの行動をするが、異世界に来てその行動が狂ったため<いつもどうり>朝は昼にすることをまとめている。<出来るとは一言も言っていない>とりわけ、朝はバリュートのメイドに起こされて食堂に行って朝食を食べるのだが<いつもまきゆづは居ない>今日は朝早く起きまきゆづの部屋を訪れた。

「まきゆづ、居るかー?」

「ん?龍尾か、わかった今開けるから」

 まきゆづが扉を開けると龍尾が入り直ぐに扉を閉めた。入って直ぐある椅子に龍尾は座るとまきゆづは奥に行って何かモソモソしていた。

「まきゆづ何をしてるんだ?荷物の準備をしているのか?手伝うぞ」

 龍尾が立ち上がってまきゆづの方に向かって歩いた。近づくにつれ言葉が聞こえてくる。

「ポン!」

 その言葉と同時にまきゆづの手には火の玉が現れた。龍尾が見ているのに気づくと直ぐに握り消した。

「どうした龍尾?」

「ギルドに行ってクエストでもやらないか?」

「おっいいねー。じゃあ早速兵舎から武器を拝借しようかー」

「よし、武器屋に行こうか」

 いつもどうりまきゆづは窓から飛び降りた下には草を大量に置いてたり降りても無事に済むようしてあった。まきゆづが草山の中から出てくるとハンドサインで飛び降りろとサインを送ってきた。龍尾はサインを確認すると飛び降りた。草山足から落ちるとやばいと思った龍尾は尻から落ち、草山と触れる面積を増やしたが意味が無かった。風の魔法で落下の勢いがなくなっていたのだ。草山の下を見てみると魔法陣が書かれていた。

「お前が仕組んだのか?どうやって?」

「アニメで学んでいたのだ!草山は魔法陣を隠すためだったんだがかなり心地が良かったから量を増やした結果こうなった。後悔はしていない」

 まきゆづが話している間に龍尾は立ち上った。

「早速ギルドに行こう!魔物を血祭りにあげるぞ!何が勉強が出来て嬉しいんだー!何故嫉妬されないといけないんだー!いじめっ子を半殺しにして何故悪いのかー!人間の屑じゃないか!」

「落ち着けってほら、周りから変な目で見られるぞ、いや進行形だった。こういう時は脚を使うんだよ龍尾」

「おいおいまさか!あれじゃないよな。大日本国民は逃げてはならないんだぞ」

「そのまさかよ!」

 まきゆづは龍尾の服を掴むと走り出した。

「いっそいでギルドに戦術的撤退だー!」

 まきゆづは叫びながらギルドとは反対の報告に走り出した。

 雪姫

 {今日の私は早い。起きるのが。何故早く起きているかだって?簡単でしょマキマキが一人行動しないように監視するため。と言うことで私は今マキマキの部屋の前に居まーす}雪姫がノックすると返事が無かった。{マジかよマキマキ早くない。いや返事が無いだけだ}雪姫は扉を蹴飛ばして開けるとそこにはまきゆづが居なかった。窓が開いていたので下を見てみると草山があった。{マキマキもうどっか行ったな。龍尾も呼んで探しに行こう}雪姫はまきゆづの部屋から出ると龍尾の部屋に向かった。龍尾の部屋に着くと同時に雪姫は扉をノックしたが反応が無かった。{まだ寝てるのかな。仕方ない起こすか}また雪姫は扉を蹴飛ばして開けようとしたがメイドが居たため鍵を借りて開けた。部屋に入ると龍尾の姿は無かった。{龍尾ももしかしてマキマキと一緒に行動してる。二人が向かうのは多分ギルドかな。まだ使ったことは無いけど能力強化使ってみるか}雪姫は脚に手を当てた。

「強化」

 雪姫の足が光り始めた。雪姫は龍尾の部屋の大きい窓を開けて、そこに向かって走り始めた。

「アイ キャン フラーイ!」

 龍尾とまきゆづ

「なぁ、まきゆづ何でギルドとは反対の方向に向かってんだ?」

「ここで問題(クエスチョン)毎朝僕は何をしている?」

 まきゆづは疑問文を疑問文で返した。これには龍尾の驚いた。

「毎朝、誰よりも早く起きてどっか行って、、あ」

「人は同じことをすれば学習する。多分今雪姫は僕たちを探しにギルドに向かっているんじゃないかな。それよりもこんな早いんだしまだギルドもやってないでしょ。多分。それよりも街を回ろう!」

「そうだな、そうしよう」

 まきゆづは地図を片手に進み始めた。

「なぁ、それどこで手に入れた?」

「あーこれ、バリュートからはいsy、ゲフンゲフン、貰ったんだよ」

 龍尾はこいつ盗んだなという目線を送るがまきゆづは気にせず進み始めた。

 雪姫

 彼女は現在、ギルドに到着したところだ。{フフフ、マキマキ今度こそは捕まえてやる。そして、団体行動を叩きこんでやるぞ}

「マキマキ、ここに居るにのは分かってるよ!出できて!」

 発言と同時に扉を開けた。中にいる人たちは一斉に雪姫の方を向いた。雪姫はギルド全体を見たがまきゆづの姿が見られないため恥ずかしくなって顔が赤くなりつつも扉を閉めた。{マキマキ何所に行った!落ちつこうこういう時は街を歩いて情報を集めよう。そうしよう}雪姫は商店街に向かって歩き出した。

 まきゆづと龍尾

 彼らは今住宅街を歩いていた。異世界は貧富の差が激しく貴族の家はレンガやその他もろもろで作られており、一般の家は木材でできている。まぁ、大日本国民ならやっぱり木造建築でしょ。貧民はもはや家が無い。これが異世界の格差社会だ。悲しいな・・・

「やっぱり、この世界でも貧富の差はあるんだ。大日本がおかしいだけか。つーか大日本帝国っていう名前いつになったら改名するんだよ、国名(いなづま)にしようよ。たく、これだから総大臣クソって言われるんだよ」

「そんなこと言っても何も起きないぞましてや俺ら今異世界に居るんだから。戻ったら考えよう」

 まきゆづはため息とともに石を拾った。そして、そのまま貴族の家に向かって投げた。

「おい!バカ、何やってんだよ!」

 龍尾が言ってまきゆづの方を見るともう居なかった。あったのは残像だけだった。

「逃げたのかよあいつ、早すぎるだろ。俺も逃げよっと」

 逃げようとすると、窓を割った家からお高くとまった服を着た男がレイピヤ出てきた。男は周りを見ていると、龍尾の足元にあった投げてきた石と同じくらいの石を見つけ龍尾に向かって走って来た。{やばい、いや待てよ俺が逃げたら俺が犯人になるんじゃ無いのか?逃げるということはやましい事があるって解釈されそうだから逃げるのをやめたいところなのだが、剣みたいなの持ってるから捕まったら殺されそうなので逃げる!これに限る!}龍尾は走って逃げだした。男はそれを見ると走り出した。

「おい!止まれ!止まらないと殺すぞ!」

「止まってもどうせ殺すか、奴隷商に売るんでしょ知ってる」

 そう言って龍尾は裏路地に入った。だが、男は追ってくる。裏路地から出ると公園に着いた。それでも龍尾は走り続けた。ベンチには体格のいい男が居たが助けを求められなかった。そして、また裏路地に入った。裏路地を進んでいると十字路に入った。龍尾は迷いなく右に走り直ぐに止まった。龍尾は壁を背にし隠れた。男が通ると龍尾はレイピアを持っている手を掴んで思いっきり投げとばした。レイピアを奪うとそれを見た。

「飾りが多すぎる、これは何のタクティカルアドバンテージにもならないぞ。って俺の父さんなら言うかもしれんな。ほいっと」

 龍尾はレイピアを折った。それを見た男は絶望していた。結構な予算を掛け鍛冶職人に作らせた物が一瞬で壊されるのだ目の前で。龍尾はそれを地面に落とした。男は拾うとするがどっからか湧いてきたまきゆづがレイピアを拾ってアイテムボックスに入れた。

「お前逃げんじゃねえよ。俺がとばっちり受けたじゃねえか!」

「えっ!僕そばにいたけど。お前が逃げてるときとか、僕すぐ隣に居たけど?」

「えっ!?ちょっと近くに眼科無いかな?相談を受けに行きたいんだけど」

 そんな事を話していると男がポケットからナイフを取り出しまきゆづに向かって走った。まきゆづは気づいたがよけなかった。まきゆづの腹にナイフが刺さる。

「これが貴族の本気だー!えっちょっファ?」

 確かにナイフはまきゆづの腹に刺さっているが、まきゆづは驚くよりも冷静だった。

「ステータス、ステータスっあ状態異常に出血が付いてるな、確かにHPも減ってるけどそこまで痛くはないな、これも異世界のおかげかな?システマ呼吸法が役立たずじゃないか。それよりこれ止血した方がいいのかな?一応死んでもいいようにオートリバイブでも掛けとこ」

 まきゆづの周りに光が一瞬纏う

「これで良し。あとは止血するだけ、あーやばいめまいしてきた。待ってくださいこれ立った状態でナイフ抜くとやばくないですか、誰か治療魔法使える人いません?」

 龍尾そもそも使えない、貴族の男ただの貴族、町人とは変わりない。

「そうだった、とりあえず抜いて一旦死のうそうしよう、復活まで何分かかるかな?」

 ナイフを抜くと腹から血が刺さっているときよりも出てきた。その後まきゆづは貧血で倒れた。まきゆづを見た二人は飽きれて貴族は家に帰って、龍尾はギルドに向かった

どうも腹にナイフを刺されて貧血で倒れたクソ雑魚ナメクジのまきゆづです。やっぱりナイフで腹を刺されるって痛いですね。最近EDMにはまってヤバい結構気に入った。元の曲が良いから改造されてもやっぱりいいね。以上今回はどうでしたでしょうか?腹にナイフが刺さっても投稿する精神そこにしびれる憧れるー!

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