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天才達の異世界転移  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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処理

 敵の襲撃が失敗に終わり、生徒たちは直ぐに各教室に集合が掛かった。

「本日の授業は無しとして、代わりに街の復興作業を行う。異論のある者は今すぐ閣下のもとまで行って“免除してください”とでも言いに行くのだな。まぁ、多分無理だろうけど。それプラス、ワンチャン非国民として見られるかもしれないけどな。そういう事で、修理系の魔法を使える者は北の城壁に向かってくれ、向こうにはもう資材が置いてある。回復系の魔法を使える者は周辺でケガしている者の手当てを頼む。それ以外の者は現在南の城壁にて、資材運び、調達の募集をしているのでそこに合流したまえ。まきゆ、、泰雅の従魔は運搬にあててくれ。そういう事で解散!」

「「「了解」」」

「一つ質問いいですか?」

 アルギが手を上げてメルゾに質問の許可を求めた。先生は縦に頷き、許可を出した。

「俺らが働いてる間先生達は何をするんですか?」

「ん、な、な、何を言っているんだ、わ、わ、わ、私たちも勿論作業に参加するぞ。教師として生徒の模範にならなければいけないからな。うん。以上。さっさと行け。もうこれ以上の質問は受け付けない。それと、アルギお前は人一倍資材運び、調達を頑張りたまえ」

 そう言うとメルゾは教室から逃げるように去って行った。みんなも次々と自分に合った持ち場に向かい始めた。

『ご主人なら全部直せると思うのですが。何故しようとしないんですか?』

「簡単な事だ、さっきの説明を聞く限り修理系の魔法は資材が必要だ。それと、ナハトの発言から察するにまきゆづは資材が無くても修復できるのだろう?」

『いえ、それは分かりません。初めて使った時は辺りに廃材や木々があったので。いや、多分消費したでしょうね。大半が廃材を使用していましたので、私たちからしてみれば確かに消費してないように見えますね。まぁ、実際はやってみないとわかりませんね』

「それだけでも聞けて良かったよ。俺がぶっ壊れ性能じゃないことは確かなんだからな」

『『『ほんとぉ?』』』

 バハムート達に疑問を投げつけられる泰雅。しかし、彼らは泰雅が神とは誰も理解はできないだろう。

「俺達も行動を始めるぞ。さっさと資材運びに向かってくれ」

『我らがもしかしたら逃げるかもしれないぞ?』

「ハッハッハ、面白い冗談を言えるようになったじゃないか。その時は分かってるよな?」

『冗談に本気になるな』

 そう言いバハムート達が南の城壁に向かった。泰雅は歩きで北の城壁へと向かった。

「誰か回復魔法の使える奴はいねぇか!?俺の娘の右腕が!誰でもいい!早く来てくれ!」

 男の叫び声が聞こえ急行するとまだ小学5年生にも満たない少女の右腕が建物の下敷きになっていた。

「回復魔法を使うのは良いが、この状態では意味がない。瓦礫を退けるぞ。お前らも突っ立ってるだけじゃなくて手伝え!お前もだ!早くしろ!」

 泰雅に指さされた十人の男たちが次々に配置に着いた。そして、泰雅の合図で瓦礫を退ける。

「ヒール!」

 すかさず回復魔法をかける。少女の腕はみるみると回復していった。しかし、泰雅の心の中に違う女性の声が聞こえた。

「お前らまだ下に誰かいるぞ!まだまだいくぞ!」

 男たちは再度瓦礫を退けていると頭から血を出している女性の姿が見えた。

「お前、城に向かって逃げたんじゃなかったのか!?どうしてこんなところに?」

 さっきとは別の男が言い寄るどうやら妻のようだ。

「ごめんなさいあなた。子供が倒れていてカバっちゃった」

 女の人の下には六歳ぐらいの男の子がいた。

「もう喋るな。おい、俺の妻にも頼む!」

「あぁ、分かってる。ヒール」

 女の打撲、切り傷、擦り傷などが消えていく。泰雅が手をかざしているのをやめる時には完全に治っていた。

「ありがとう。命の恩人だ」

「これくらいのこと容易い事だ。それよりも、妻の方が心配だと思うが救助作業を手伝ってくれないか?」

「あぁ、今はそれが一番の恩返しだな」

「君達もついて来てくれ。今は人手が欲しい」

「仕方ねぇな」「ったく。分かったよ」「力仕事は任せろー(バリバリ)」「そこまで言われちゃな、断れるものも断れねぇな」「惚れました。一生付いて行きます」「乗るしかねぇだろ、このビッグウェーブに!」「最後までお手伝いさせてください」「こんな、私でも人の役にたちたいです」「俺も付いて行くぞ!」「行くぞ、お前ら!」「「「「「「「「「「オォォォォォォォォォォォォォ!」」」」」」」」」」

「作戦を説明する。我らは現在ここに居る。あっちょっと待て!」

「考えるよりも行動した方が救える命は多くなる!覚えとけ坊主!」

「坊主じゃねぇよ!たく!このまま説明する。北の方が被害が大きい迅速に瓦礫の撤去人の救出分かったか?」

「「「「「「「「「「当たり前だろ!」」」」」」」」」」

 そう言いつつも、助けてと複数人から同時に言われると直ぐにバラバラになった。

処理、うっ頭が。クソ雑魚ナメクジの中間テストが終わりました。どうやら今回のテストもランクはクソ雑魚ナメクジのようでした。

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