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天才達の異世界転移  作者: 真姫ちゃん推しの結月
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戦闘

 クエストを受注、移動しはや数時間

「暇ですね。目的地までは結構距離があると聞いていたんですがさすがに長いですよね」

「おっそうだな」

 まきゆづはいつもと変わらず客車の上で索敵をしつつシックスセンスを使い完璧なまでの敵絶対殺すマンになっていた。しかし、景色も変わらず退屈し元の姿になったドラゴン二匹と遊んでいた。

「ほい、閃光爆弾だ。死ねヴァクス!」

「さりげなく殺そうとするな!」

 ヴァクスが魔法で閃光爆弾を真上に飛ばす。

「爆ぜろ!」

 閃光爆弾が上空で破裂し強烈な光を発した。

「何の光!」

「ダークランス!」

「あっぶね!ウィンドカッター!」

 まきゆづが投げた槍はヴァクスの翼をかすめた。ヴァクスも仕返しでウィンドカッターを作りまきゆづに飛ばすも回避され、木を切り倒した。

「まきゆづさん、騒ぎす、、危な!」

 顔を出したバルトにウィンドカッターの余波が来た。

「いやーボール遊びは楽しいな」

「その楽しさで人が死にかけるってやばいと思わないんですか?」

「思わないね。ナハト目的地まで一気に行くぞ!ほら三人とも早くヴァクスに乗って」

 三人が客車からヴァクスに飛び乗った。

「まきゆづさんなんで最初からこの手段で移動しなかったんですか?」

「自己紹介したかったからかな?」

 時は逆再生する<数時間前>

「まず自己紹介をしよう」

 そういったのはリーダーだった。

「俺はこのアカツキのリーダーのバルトよろしく。職業は見てのとうり戦士」

「私は魔法使いのアイレイあんたとは仲良くする気は無いから」

「回復役、レイン」

 {何ともキャラが濃いのだろうか、俺が主人公なら死んじゃうね}

「俺はまきゆづ、職業は海軍総提督兼ツァオベラーケンプファー」

『妾は暗黒龍のナハト貴様らクソ雑魚ナメクジには興味が無い。妾はご主人との戦いで初めて負けた。その強さを得るため現在は従魔契約をしている」

 {俺をそんな風に思っていたのか?もう殺るしかないじゃないか}

『嘘ですので、だから妾の背中から指を話してください』

『我はヴァクス。貴様ら人間には興味が無いがこの男の強さに興味があるだけで付いて来ている』

「俺はこんな雑魚いドラゴンなんて一瞬で屠れるが?」

 まきゆづがヴァクスの背中に指を付けた。

「この三日間だけの間ですがよろしくお願いします」

 バルトが最後を締めた。

 そして今に至る

「俺は一言もこいつらが大きくなれるなんて一言も言っていないだろ?」

「そうですね」

 まきゆづはナハト。アカツキの三人はヴァクスに。確実に一人になりたい病を発症しているまきゆづ。

「最大船速で目的地に急行だ!」

 ナハトがスピードを上げヴァクスも付いてきた。やはりドラゴン、地上を移動するより圧倒的に早かった。

「とうちゃーく。ということで早速村長に到着報告をしに行こう!」

「テンション高すぎ。一回死ねば」

「私もそう思う」

「まぁまぁ、二人ともそういうこと言わない。だから新しく入ってきてもすぐに抜けるんだから。そういうことは言わない約束だろ?」

「「バルトがそういうなら」」

 {リア充爆ぜろ!ナハトたち絶対にあいつらには手を出すなよいろいろ言われるのは俺だから}

『わかりました』

『了解したぜ』

 三人とキチガイと二匹は村長の家に向かった。

「あなた方が今回の魔王軍襲撃の防衛をする人たちですよね。この村はユウリ村と言いますが作られた目的が戦争時の中立地帯にし、帝国の戦線を縮めるために作られたため周りからは喉元村とも言われています。皮肉ですよね、戦争では活躍したこの村が今になっては重要な村になっていますから。それと、君たち以外にも他の凄腕冒険者が来ているとのことで相手が幹部か物量が凄くなければ勝てますね。皆様の宿はこちらです。一部屋に3人泊まれますが。割り振りはそちらで行ってください。私達は教会に逃げ込むので思いっきり暴れてください。敵はオークだけの部隊ですので数は分かりませんが報酬に金貨50枚プラスしときますね」

 村長は教会の中に入っていった。

「部屋割りはまきゆづさん一人で良いですよね?」

「ああ。そっちのほうがありがたい。早速戦闘に向け準備をするぞ」

 三人とキチガイと二匹の龍は宿に向かった。

「いらっしゃい」

「貴方は教会に逃げなくていいんですか?」

「あたしが逃げたら冒険者の皆さんが本来の力をどうやって発揮させるんだい?うまい飯があって初めて本気になれるんだろ。ならあたしが居ないとあんたらが負けるじゃない」

「そうですね。頑張れせてもらいます」

「これが鍵だよ」

 バルトたちは鍵をもらい部屋に行った。

「では、夕食にまた会いましょう」

 まきゆづは頷いて返事をした。

 魔王軍

「隊長こちらに向かってきていた冒険者の大半を始末することに成功しました」

「そうか、ちゃんと息の根を止めたのか?あいつらは少しでも生きていたら回復魔法を使って直ぐに回復するからな」

「もちろん、首から上を切り落としてゆっくりを多く作っておきました」

「そうか、よくやった。だが、なぜ大半なのだ?それなら全員殺したんじゃないのか?」

「その件ですが龍を連れていた冒険者がおりまして空からきましたので対処が出来ませんでした。しかも、龍はあのナハトです」

「ふふふ、ナハトも落ちぶれたな人間ごときと旅をするとは。問題は無い。作戦は今日決行する。その冒険者も損なことだせっかくナハトを仲間にしたと思ったら死ぬのだからな。今日歴史が動き出すぞ」

「ですが、ナハトはどうしますか?」

「問題はない。村人と冒険者を殺すのが我々の目的だ。万が一冒険者が強力な魔法を持っていたとしても我の世界に引きづりこんでしまえば何もできず、何も理解できず死ぬだけだ。今すぐ演説をするぞ」

「ただ今召集をかけます」

 数分後には全員集まった。

「諸君ついにあのパグラチオン作戦を開始する。今までヴィルヘルム第三帝国の作戦をわざと成功させていたのは何故だか諸君らは気づいていたか!人間どもは我々の軍が弱体化していると思っているがそれは違う。今日諸君らがそれを証明するときが来たのだ!この作戦は早さが命だ。この村を突破したら能力強化を使えるものは直ぐに帝国へ向かい奇襲し門番を排除。その後、王を殺しに行け!この作戦が成功すれば後は小国を潰すだけだ」

「「「うぉーおおおおおおおおおおお!」」」

「続け名も無き怨念が溜りし騎士達よ我が先頭だ!」

 まきゆづ

 まきゆづはさっさと夕飯を食べてシャワーを浴びていた。

{おかしい、俺はあの時オークどもを屠ったつもりだったがまだいたのか。魔王軍の物量は凄いってどんなゲームでも表されてきたがまさかここまで有るとは、ソ連並じゃないか。しかも、他の冒険者が来ていないってのがまた気味が悪い。オークにはそんな頭脳は無いはずだ。敵はオークとなんだ?いや、オークじゃ無いかもしれない。これは、警察で言うところの張り込みだ}

 まきゆづはシャワーから出ると直ぐに着替えバルトたちを呼ぼうとしたが、隣からとても卑猥な声が聞こえてきたのでとてもじゃないがまきゆづには見れないショッキングなことが行われていた。

『ご主人あの三人はいったい何をしているんですかね』

「やめろ、俺ににはとてもじゃないが見れない、いやノックできない。唯一いえるのが昨日はお楽しみでしたねぐらいだ。4人パーティーから一人パーティーにこっちはなって向こうが3人でパーティーって言うねむちゃくちゃ羨ましい。そんな遊び半分で来ている奴らは放っておいて外に行くぞ」

 まきゆづは宿屋の屋上にやってきた。

「シックスセンス、索敵、暗視それとハルバード」

 まきゆづは心を落ち着かせ物音を一つ一つ聞いていた。

「いないな。いや待て!こちらに急速接近している物体を発見した!ナハト!」

『了解』

 ナハトがまきゆづの指を刺したほうに向かってブレスを出した。

「更に左から接近。目視まで3、2、1」

 まきゆづの目の前に頭を持った魔物が現れた。

「なかなかやるじゃないか。我の親衛隊を倒すとは。貴様は何者だ」

「俺はまきゆづ。そう言うお前は」

「我はデュラハン魔王軍の幹部だ」

 まきゆづは屋根から下りデュラハンの目の前に立った。

「我が怖くないのか?」

「あたり前だろ。塹壕に篭ってるほうが怖いわ」

 まきゆづ牽制としてヴァクスのために作っておいた閃光爆弾を投げたがあっさりとよけられた。

「弱い、こちらから行かせてもうぞ」

 デュラハンが目の前から消えたと思ったらまきゆづの後ろに現れた

「君も我と同じようにならないか?」

「結構です」

 まきゆづが前方へステップを踏みよける。しかし、相手は一人では無いことをまきゆづは忘れていた。横から剣が飛んできた。反応が遅れていたら今頃串刺しになっていた。

「せこいな」

「我は一言もタイマンとは言ってはいない。戦争はそういうことだ。覚えておけ」

「あんたらに言われる筋合いはないですよっと」

 まきゆづは剣を投げてきた怨念騎士(ブラッドナイト)を倒した。がしかし、次々とブラッドナイトが出てくる。

「ナハトこいつらの処理を頼む武器は絶対に壊すなよ」

『わかったご主人』

「能力全開」

 そして、いつもどうりのセットを発動させた。

「ふふふ、さぁ来い!殺してやる!」

 デュラハンは大剣をこっちに向け嘲っている。まきゆづはハルバードを思いっきり握り右から横なぎをした。デュラハンはそれを大剣で防ぐ。まきゆづは左手を武器庫に突っ込みクレイモアを出し、デュラハンの左の脇腹を狙った。しかし、大剣から手を離しクレイモアを掴んだ。

「やるな、しかし貴様には足りないものがある」

「なんだそれは」

「格闘戦だ」

 クレイモアを握りつぶしまきゆづの腹を蹴った。まきゆづこれを耐える。反撃するまきゆづ。しかし、さすが魔王軍の幹部早いがまきゆづも目もだんだんと慣れてきた。

「そこ!」

 まきゆづの蹴りが腹の鎧をぶち壊す。デュラハンもさすがに焦り始めた。

「今まではお遊びだったがこれで終わりだ!パーソナルワールド!」

 辺りは一気に暗くなり、建物も消え。そこにいたのはまきゆづとデュラハンだけだった。

どうもクソ雑魚ナメクジのまきゆづです。おとといくらいかな。枢軸国の栄光の総合評価ポイントが82にいったんだけども急に減り現在に至る。そして、こっちも減り6ポイントに至る。何て日だ!まきゆづはいったいどうなってしまうのだろうか。次回に続く

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