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接触

投稿遅くなってすみません、なかなか文章の水増しができなくて遅くなってしまいました

・救国計画

ある夏の早朝、大勢の人が涼しい風の吹き抜ける草原の上に整列し並んでいた。彼らは魔術師や、騎士、歩兵、空騎士である。


きっかけは数年前

この星では魔法が重要とされている。しかし魔法といえども無から有を生み出せるわけではなく、大地や生命から得られるマナを使い発動する。

グランディアス帝国は、周辺国家を力で服従させていた。そのため、大量のマナを消費し軍事的優位を確保していた、そのためマナ資源を使い切りそうな状況に陥り始めた。


そこでグランディアス帝国は新たな世界と接続する境界線を作ることにした。境界線の先の世界から、マナを吸い上げる計画である。新たな世界をこの世界へ呼び出さない理由は、呼び出すより、境界線を作った方がマナの消費が少なく、得られるマナも多くなるからだ。


大規模な境界線を作るには、大勢の魔術師が必要である。そして秘密裏に、エリート魔術師を集め救国計画と名付けられた計画が動き出した。


そして必要なマナを推定したところ、今回の計画で許可されているマナの量であれば、試験的に開く幅50㎞の境界線と、その結果を見て開く幅600kmの本境界線を作ることができるということになった。さすがに大量のマナを消費するのに、ぶっつけ本番というわけにはいかない。その結果今日、試験的に開く幅50㎞の境界線を開く、運びとなった次第だ。


デュラス皇帝は境界線を開くための魔導士たちが、整列している様子を見て誰に言うでもなく、「美しいな」とつぶやく。

魔導士たちが一斉に術式の詠唱を始める、まるで大地を揺るがすような音で。そして上空でオーロラが発生したかと思うと、どんどん下に伸びていき詠唱が終わるころには地面まで届いていた。

詠唱が終わり、オーロラが消え去ると、その先には、異世界の街が見えていた。

ユーグ指令は空騎兵十五人に「これより君たちには重要な任務を請け負ってもらう。君たちは、境界線の向こう側の街を偵察し、魔通信で逐一報告してほしい。敵に遭遇した場合は自由に戦ってよい。以上だ」空騎士のマウロは、微笑みながら、「俺たちは一番最初に敵地に入る、だれかれ構わず虐殺してやる。目の前で命乞いする者たちをワイバーンの炎で焼き殺すのもいいだろうし、剣で一人ずつ刺し殺すのもいいだろう」と偵察任務にあたる仲間たちにいった。そしてワイバーンの背中に乗り。空騎士たちは地面を駆け出し空へ飛びあがって、偵察へと向かう。


・戦闘開始

白虎は、いつものように出撃準備を整え、試合が始まるのを待っていた。

その時、半分引退したと明言していたクランマスターの赤蜻蛉がログインしてきた。彼は、優しく寛容で冷静な人間だ、そんなクランマスターの事を白虎は慕っていた。

白虎は、クランマスターと分隊を組んで出撃をしようと持ち掛けた。

赤蜻蛉は分隊を組むことを快く了承してくれた。「久しぶりの飛行だから、だいぶ腕前が下がっていると思うぞ」と笑いながら白虎に話しかけた。白虎は笑いながら「赤蜻蛉さん。そんな気にしなくていいですよ、私がフォローしますから」と告げた。

白虎はウェストランド ワイバーン、Spitfire F Mk.XIVe、Typhoon Mk.1b/late、Spitfire F.Mk.IX。の四機を使って戦うことに決めた。赤蜻蛉も同じ編成で出撃してくるようだ。


出撃先のマップはランダムで決定される。今回は、ベルリンだと表示された。都市上空で戦闘が行われるマップだ。二人はSpitfire F.Mk.IXを選択して出撃をした。その直後いつもと違うことに気が付いた。いつも空中からスタートするはずなのに、今回は地上にいる。白虎は驚きつつも周りを見渡してみた。

「赤蜻蛉さん、どうやらテンペルホーフ空港に俺たちはスポーンしたらしい。とりあえず離陸してみよう」と白虎は冷静に話していた。しかし赤蜻蛉はいつもの冷静さを失っていた。離陸をするとほかのプレーヤーも続いて離陸してくる。白虎は離陸後に高度3000ftで水平飛行に移り、確認したところプレーヤーがチーム分けされてない。32人のプレーヤーが離陸後に見たものは今まで見たことのない、世界につながったベルリンである。みんな冷静さを失い始めた時空から見慣れない生き物が襲い掛かって来た。


これからも遅くなることが多いと思います。急かしてくれれば、多少作者のモチベーションも上がって投稿が早くなるかも。

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