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92 『永遠、猫』『吹っ切れました』
★ お題:『永遠』『猫』
耳の後ろを掻くと気持ちよさそうに目を閉じる。顎の下を撫でると喉を鳴らして喜ぶ。
伸ばした人差し指に顔を擦りつけて来るし、猫じゃらしに夢中になる。
猫だらけの猫カフェは、天国すぎる。
ああ、ここに永遠に猫に埋もれていたい!
★ お題:『吹っ切れました』
クラス委員なんてやりたくなかった。余計な仕事は押し付けられるし、生徒運営委員会には出ないといけないし、実質雑用係だ。
面倒で嫌だと思ってたら、隣のクラス委員は笑顔でこなしてる。
「同じやるなら、楽しもうよ」
そうか。気持ちの持ちようだな。
彼女のおかげで、私はやっと吹っ切れた。
(2017/06/24執筆)