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88 『流星、白昼夢』『君が微笑む』
★ お題:『流星』『白昼夢』
青空に星は流れ、夜空の月は赤く燃える。
鳥は地面を這いずり、魚が空を飛ぶ。
花のおしゃべりで賑やかな不思議の国。
漂うように踊る人々は、夢見心地の表情を浮かべている。
目の前に繰り広げられるのは、白昼夢なのか、あるいは現実か。
これを見ている私は、実在するのだろうか。
★ お題:『君が微笑む』
君が微笑む。柔らかな笑みを浮かべ、眩しい眼差しで僕を見つめる。
いい加減にしてくれ。もう飽き飽きした、同じ表情は。
僕が欲しかったのは生身の君だ。自分で考えて行動する人間。プログラムされた人形ではなくて。
繋ぎ合わせた身体に、次こそ魂を入れてみせる。いつか君を蘇らせるために…。
(2017/06/20執筆)




