表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/100

14 『スカート、投げる』『爛れた視線』

★ お題:『スカート』『投げる』


校舎の屋上から少女が身を投げた。

風を受けて長い髪が舞い、スカートの裾がはためく。なぜこんな。いじめが原因の自殺か?

だが少女は地上近くで身をひねると、優雅に着地した。

僕に気づくと唇に人差し指を当て、内緒だよ、と残し立ち去る。

あの子、何者なんだ?


 ※スーパーヒロイン物の冒頭シーンをイメージして書きました。



★ お題:『爛れた視線』


廃墟に迷い込んでから視線を感じていた。誰もいない場所で、なぜそのような感覚がまとわりつくのか。

壁に光を当てたとき謎は解けた。

そこに磷られた物は、腐敗し、形を失いかけた遺体だ。

崩れかけた皮膚に埋もれるように残っている眼球。それが私を見つめていた、爛れた視線の正体だった。


 ※探偵ものの主人公がイメージにあります。



(2017/04/07執筆)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ