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13 『晴れ、信号』『耳もとで名前を呼ぶ』

★ お題:『晴れ』『信号』


遭難信号を送って半日たった。

昨夜の嵐の中で海面がいきなり盛り上がり、ヨットはあっけなく転覆した。

今の海は穏やかだ。青く晴れ渡った空で、光が反射した。俺は必死で手を振り、ようやく救助された。

しかし嵐の中で聞いた音はなんだったのだろう。巨大生物の唸り声を思わせるあれは……。


 ※ヨットの遭難といえば、怪獣映画と関連づけたくなります。



★ お題:『耳もとで名前を呼ぶ』


すっかり耳が遠くなってしまった私に、耳もとで名前を呼んでくれるようになりましたね。

孫のいる歳になって、昔のように呼んでもらえるなんて。少女のようにドキドキします。

桜の便りが聞こえてきました。明日は一緒に見にいきましょう。

久しぶりに手をつなぎませんか? ねえ、お父さん。


 ※こんな風景が浮かんできた、春の昼下がりでした。



(2017/04/06執筆)

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