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七大罪の行方  作者: シオン
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その1

ここは大罪の巣…正式名称を、セブンフィールド

ここは大罪の巣と呼ばれるとある街、ここには悪魔と契約をし、悪魔の力を手に生きていく人々が住んでいる…そんな街、そしてそんな街に住んでいる一人の少年がいた。


「眠い」


彼の名を。


(アリス、おはよー)

「アリスじゃねー!俺の名前は!アクアだ」


フルネームをアクア・リズ・ストラトス


縮めてアリスだったりする。


(ね~ね~アリス~、今日はどうする?魔物退治でもする?)


「今日は…そうだな魔物退治、するか?アモン」


(了解てかあたしの名をきちんと言えやアクア!)


この彼の心より聞こえてくる声の主にしてアリスの契約悪魔アモンで名前は。


「あぁわりい…ライム」


強欲の悪魔の一族の一人、ライム・グリード・アモン…アクアの幼なじみな悪魔である。



「じゃあ街にでるか?ライム」


(了解…術式解凍!心縛解除、悪魔化から人化への世界干渉開始!いっくよー)


当たりが緑色に光り始め…やがて光は収まり、一人の少女が立っていた。


「ふぃ~」


「相変わらずすごいな…その魔力」


「お褒めに預かり光栄っす」


他愛ない二人の会話…いつものことである。

家の戸を開け街にでる二人、普段は悪魔の力を必要としないため、悪魔化を解いてある。


「それにしても昨日はヤバかった」


石畳の道を歩く二人、カツンカツンと景気よく音を鳴らしていた。


「オーク三体にオーガ四体…あたしの針とアクアの剣が無かったらあたし達死んでたわね」


「ライムのおかげだよ…ほんとライムが針鼠で良かった」


「でも狐だともっと簡単にいったわよ?だって魔術が使えるアモンは狐なんだし」


「…」


無言になり歩き出す二人、まだまだ子供なふたりであった。

やがて見えてきた建物があった。



「連合についたし…今日の依頼見てくるよ。」


「そうね…連合についたし昨日の依頼のどこがゴブリン退治だったのか…問い詰めてガッツリむしり取ってやるんだから!」


その建物の名を、総合依頼委託連合…昔は様々なギルドがあったらしいが、今はこれに統一されている。


略して連合である。


門をあけ昨日の報酬と今日の依頼…魔物退治を探しに二人はバラバラに歩いていった。

よろしくお願いいたします

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