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安食の春、誰にも見つからずに

作者:芝東ニ
東京を逃げて、千葉の安食に辿り着いたのは、ただ腹が痛かったからだった。
我孫子で乗り換えた成田線の電車にはトイレがなく、目的地に着く前にどうしようもなくなって降りた駅は無人で、夕暮れの匂いがどこか冷たかった。

それからの数ヶ月。
人生が少しだけ不自然な方向に滑り出すとは、そのときの僕には知る由もなかった。
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