連載小説を書いていて、ふと気付いたこと。
どうも、最近サボりがちのひとです。
寒いと個人的に創作性も落ちるのか、めっきり短編すら書かなくなってきております。
さて、そんな中、それでもどうしても飛ばせないのが連載小説の投稿。曲りなりにもブックマークがついている以上、あまり間隔を空けるわけにもいかず、ノルマとして何とか週一程度は執筆せなばな、と。
とはいえ、以前のように短編をすぐに思いつくような脳のテンションでもないので、連載も果たして話を思いつくのか?と自分自身を疑いながら、執筆。
すると、あら意外。
思いのほか、スラスラと書けるではないか。
これはいったいどういうことだ?
思い当たるのは、ある程度、話数が進んだことにより、登場人物たちが勝手に話を作ってくれるという点。
元々、スタート設定以外は何も決めず、初期に準備した話数以降は思いつくまま、行き当たりばったりに書くという、古き良きジャンプ黄金期の作家たちの手法を採用しているので、完全に手探りの連載。なので、続きの話をどう描くか、後で悩みそうだなとも考えていたのだが、キャラたちが固まって来ると自由に動くようになるので、これが意外と困らなかったというわけである。
その上、連載作品は短編とは違い、全話に起承転結、オチなどを必要とはしないという思わぬラクさも。特に短編では必ずオチが必要となり、それがないだけで読者に酷評されてしまうという恐ろしさもある。
一方、連載作品では浦沢某よろしく、とりあえず風呂敷を広げまくり、話をもったいぶりながら先送りに出来るという利点もあり、書いている当人としても、なかなかに楽しめる(ただ、浦沢のように、なんちゃって伏線をほとんど回収せず、雰囲気だけの作品にならないようには気を付ける必要もあるわけだが)。
とまあ、そんなこんなで筆者の唯一の連載小説『【ナーロッパではない中世へ】この転生には、いったいどのような<意味>があるというのか?』(n0859js)をついでに読んで頂けると非常にうれションです。
感想欄の上にあるバナーをクリックして頂ければ、筆者の過去投稿が読め、作品も見つかるかと思いますので、何卒よしなに(ただの宣伝エッセイになったな、これ)。