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量子脳で覚醒、銀の血脈、異世界のデーモン狩り尽くす ~すべて解析し、異世界と地球に変革をもたらせ~  作者: 藍沢 理
14章 デーモンの国王

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273 真の目的

 バンダースナッチの仲間にエミリア・スターダスト討伐の報告をすると、全員が歓喜に沸いた。これまで奴のせいで、俺たちは厳しい戦いを強いられてきた。いくら依頼といえども、割に合わないくらいこの世界を飛び回ってきたからなあ。


 仲間は現在、ルンドストロム王国の王都で多様な物資の調達に奔走しているようだ。地球へ行くと言ったものだから、張り切っているようだ。


 依頼主であるルーベス帝国の女帝フラウィア・ドミティラ・ネロへ報告すると、彼女も深い感謝の意を表した。彼の国の帝都ドミティラでは、大勢が死んだのだ。魔石電子励起(れいき)爆薬のせいで。


 このような危険物は、ハセさん(汎用人工知能)の綿密な管理下で、異世界への流入が厳重に制限されることになる。ただ、こっちの世界でも作ろうと思えば作れるので、そこだけが心配だ。


 魔石電子励起(れいき)爆薬は、魔石爆弾の五百倍の威力を誇る。アホかと言いたくなるほどだ。この製造に関して、魔女(ハッグ)シビル・ゴードンは作らないと約束してくれたが。


 それでも使われてしまったという事は、魔女(カヴン)マリア・フリーマン、あるいは、他の勢力の関与を疑った方がいいだろう。


「いつになったら城に入るんだ?」


 オルズが話しかけてきた。俺たちは今、スタイン王国の王都ランダルにいる。大通りをふたり並んで歩いている最中、俺は各所に連絡をし終わったところだった。オルズは心を読んで、全て把握した上でせっついているのだろう。


「今向かってるだろ」


 まだ早朝だが、通りには大勢の人びとが行き交っている。マールアの街から王都までは、かなり離れているので、戦争をやっていたという緊張感はない。


 職場へ向かうヒトたち。馬車を曳く馬型ゴーレム。平和な街並みだ。軒を連ねる商店は、すでに開店し、店先からは胃袋をくすぐるいい香りが漂ってくる。


 ただし、食欲があるというわけではない。俺たちふたりは黙々と歩み、城門へ辿り着いた。門番へ俺の名前を告げ、国王陛下と会いたいと伝えると、すぐに通された。


 俺のパーティーとレオンハルト・フォン・スタイン国王陛下は、今のところ協力体制にあるからな。ここで追い返されたら問題だ。しっかり指示が行き届いていると感じ入りながら、城内へ入った。


 執事の案内で豪華なエントランスホールを通過し、赤い絨毯が敷かれた階段を上って国王陛下の執務室に到着した。


「では失礼致します」


 執事は軽く頭を下げて、戻っていく。ドアの前には衛兵もいないので、不用心だなと思いつつノックをする。


「ソータ・イタガキと従者か。入ってこい」


 ドアの先からレオンハルトの声が聞こえ、俺とオルズは部屋に入る。オルズは従者と呼ばれて、微妙な表情になっていた。


「さっきぶりです、国王陛下」


 軽く頭を下げて前を向く。そこには豪華な机に向かっているレオンハルトと、背後に控えるアルベルトの姿があった。


「早かったな。まあ、座ってく――――」

「おい、そこの従者。貴様はなぜ、主人(あるじ)の隣に座る」


 レオンハルトの言葉を遮って、アルベルトがオルズに注意する。完全に従者扱いされてるな。チラリとオルズへ顔を向けると、とても困った顔をしている。


 城門の立哨やここまで案内してくれた執事からも、オルズは俺の従者だと勘違いされていた。オルズが否定しないので何か考えがあるのだろうと思って黙っていたが、これはちゃんと言った方がいいだろう。彼は神の一柱、竜神オルズなのだから。


 そう考えていると念話が届いた。


『やめろ』


『面倒くさい。さっさと名乗ればいいのに』


 そう言って顔を前に向ける。いつまでも念話していると、レオ・ミラーのように、何見つめ合ってるんだと言われかねない。


「無視はよくないぞ従者。俺は国王陛下の警護を任されている。何者なのか答えなければ、斬る」


 アルベルトは剣に手をかけ、オルズを睨み付ける。レオンハルトはその様子を眺めてニコニコしていた。


 ……なんで笑みを浮かべる。アルベルト。


 そう思いながら、俺は口を開いた。


「隣に座っているのは、竜神オルズです。俺の従者ではありませんよ」


「り、……竜神様」


 アルベルトは俺の言葉で、金縛りに遭ったように動かなくなる。オルズはオルズで魔力を一切放ってないので、ただのイケオジに見えるだけだし、これは驚くだろうね。


 レオンハルトの態度から、オルズが竜神だと知っていると仮定すると、かっちりはまる。レオンハルトとオルズはこうなる事を予想し、アルベルトにくだらない悪戯を仕掛けたのだ。


 となると、レオンハルトとオルズは知り合いか?


「そうだ。……久し振りだなレオン。前見たときは子どもだったが、立派になったな」


 そうだの部分は、俺の心を読んだオルズの言葉。それ以降はレオンハルトに語りかけている。


 その様子を見て、アルベルトは剣を収めて、直立不動となった。このふたりが知り合いだと分かったのだ。国王と竜神様だ。


「アル、黙ってて済まなかった。彼は竜神オルズ。オルズ、彼はアルベルト・フォン・ベルク。ふたりとも仲良くな」


 レオンハルトは笑いを堪えながら、オルズとアルベルトを紹介する。彼らの共通の知人は、国王――レオンハルトなのだから。


「おいこら、レオン。そういう幼稚なことするなって、いつも言ってるだろ!」


 レオンハルトとアルベルトの口調が崩れてきた。この状況を作り出したのはオルズだが、それに乗っかったレオンハルトは、なかなか冗談の分かるやつみたいだ。


 冗談の通じない狭量な人物との会話は疲れるからな。ビシッとしたアルベルトはとっつきにくい。レオンハルトは彼の人となりを、少しでもオルズに伝えようとしたのかもしれない。


 まあ、ただの悪ノリって可能性もあるけど。


 この執務室には四人。入った時の緊張した空気はなくなり、和やかなものへ変化していた。


「さて、何があったのか、そしてオルズ様が何故ここにいるのか聞かせてくれ。ソータ・イタガキ」


「はい。改めてご報告します――」


 魔王(カオスブレイカー)ヒョータ・イタガキと、部下のレオ・ミラー。


 魔女(カヴン)マリア・フリーマンと、魔女(ハッグ)シビル・ゴードン。それに真祖(オリジン)リリス・アップルビー。


 各々で各々の目指す神を討とうとしていると伝える。


 エミリア・スターダストを殺害し、代役を立てた。地球人の受け皿になっているシュヴァルツは、目下のところ大丈夫だとも伝えた。


 オルズが何故ついてきたのかは知らん。


 様々な報告を終えると、すでにお昼となっていた。


 レオンハルトからも少し話があった。サンルカル王国へ送った使者はすでに到着していて、和平交渉に応じると返事があったそうだ。これはマイアとニーナが、テッドに強く働きかけた結果らしい。レオンハルトは俺伝いに、マイアとニーナへ礼を伝えておくようにと言伝を頼まれた。



 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



 サンルカル王国とスタイン王国の戦争は終結した。


 これは以前マイアの言っていた、招かれざる者との戦争終結を意味する。


 新型メタルハウンドや、四本脚。こういった地球産の兵器が持ち込まれていたことから、スターダスト商会の関与が明らかとなった。


 そのスターダスト商会のエミリア・スターダストは、魔女(カヴン)マリア・フリーマンの部下である。


 つまりというか、予想通り、招かれざる者と称された(やから)を操っていたのは、魔術結社実在する死神(ソリッドリーパー)の過激派だった。


 しかし、スターダスト商会はハセさん(汎用人工知能)が仕切ることになったので、今後は妙な動きは見せないはず。いや、できなくなったと言える。


 ため息が出そうになる。


 俺がこの世界に来て百十日たつ。ずっと気になっていたことだ。


 ――――女神アスクレピウスに見せられた光景。


 今回でようやく、あれをどうにか避けられた気がする。


 雨に打たれる戦場で、佐山(さやま)弘樹(ひろき)たち四人とじーちゃんの命が散る未来。その悲惨な光景が脳裏に浮かぶ。残念ながら鳥垣(とりがき)紀彦(としひこ)は命を落としてしまったが。


「ソータ、貴殿はこれからどうする」


 レオンハルトの声で我に返る。アルベルトやオルズからも視線を向けられていた。長いこと黙考していたからな。


「私はいったん仲間と合流し、今後の方針を決める必要があります」


 私なんていうと背中がむず痒くなる。だがレオンハルトに伝えるべきは伝えた。あとは国の仕事。俺はルンドストロム王国へ戻って、仲間と合流だ。地球へ行く予感は的中。レオ・ミラーと連絡を取って、じーちゃんに会いに行こう。魔女(カヴン)マリア・フリーマンとか、目先はどうでもいい。


魔王(カオスブレイカー)ヒョータ・イタガキに関わるなと言ったはずだが』


 オルズから念話が入る。このまま俺の考えを聞かせてしれっと地球へ行こうと思ってたけど……。


『ダメだ』

『はいはい分かりましたよ』


 立ち上がると、オルズから念話でない声が掛かった。


「俺はもう少しスタイン王国に残る」


 おお、そうしてくれ。心をずっと読まれていると疲れるからな。


 そう思いながらオルズへ顔を向ける。


 はは、俺の心を読んで嫌そうな顔してる。


 心を読まれることをブロックできるまで、神々に会うことはできるだけ避けよう。


 完全に立ち上がったところでレオンハルトの声がする。


「それなら空艇(くうてい)で送ろう。たび重なる戦闘で疲れているだろう。しっかり睡眠をとって休むがよい」


「……ご厚意に感謝します。しかし、転移魔法で移動できますので、ご心配には及びません」


「そうか……」


「はい。では失礼します」


 俺はその場で転移魔法を使った。



 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



「あらあら、おかえりなさい」

「あっ、ソータくん!」


「……」


 |アスクラ大聖堂(カテドラル)の禁書庫に転移したら、大教皇フィオナ・レティシア・シュヴァインベッカーと、巫女のヘレナ・クイントスがいた。

 街中に転移すると、密入国だと騒ぎになってしまう。それでここを選んだのに、しくじった。


 ヘレナはまたしても抱きついてきた。とはいえまだ七歳の女の子。俺の太ももにしがみ付いているだけだ。大教皇フィオナはそんな俺たちへ優しい眼差しを向けている。


 周囲を見わたすと、随分と片付いていた。床に赤い絨毯が敷かれていたと分かるくらいには。


「突然すみません。スタイン王国の件が一段落して戻ってきました」


「ええ、分かってますわ。転移してきた現場を見られたら大変ですものね。いまは禁書庫の片付けをやってました。こんなにたくさん禁書があると、年寄りには堪えますわね」


 フィオナは俺の思考を読んでいるかのように応じてきた。老婆だが冒険者ギルドの書庫を管理する司書でもある。その時は何らかのスキルで、若い女性へ変身する。ぶっちゃけ、どっちが本物なのか分からない。


「お手伝いしましょうか……?」


「いえいえ、それには及びません。ソータさんは仲間と早く合流してください。行く場所があるはずですから」


「……はい。突然すみませんでした」


 禁書庫の整理をあまり見せたくないのかと思ったが、そうでは無さそうだ。大教皇フィオナの目は「急げ」と告げていた。なぜはっきり口にしないのか分からないけど。


 脚に引っ付いているヘレナを引っ剥がし、俺はアスクラ大聖堂(カテドラル)の一階へと向かった。



 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



 冒険者ギルドに寄って、エミリア・スターダストの討伐が完了したと伝えると、受付嬢が大層驚いていた。おかげで、奥の部屋からギルマスが出てくるわ、他の冒険者たちが集まってきて握手を求められたり背中を叩かれたりと、ちょっとした騒ぎになった。


 冒険者たちの間では、俺たちのパーティーがエミリア・スターダストを追っていることは周知の事実で、いつになったら依頼を達成するのかと賭け事までやっていたらしい。そんなの不謹慎だとは思うけど、言い出したらキリが無い。楽しんでいただけてよかったとでも思っておこう。


 女帝フラウィア・ドミティラ・ネロの指名依頼は完了。


 これで受注した依頼は全て完了。


 空艇(くうてい)の発着場へ向かおう。


 冒険者ギルドを後にして馬車に乗る。そこで揺られながら、色々と考える。


 スタイン王国のレオンハルト・フォン・スタインと協力するというのは、あくまで口約束。依頼を受けているわけではなく、スターダスト商会の裏に隠れている、魔女(カヴン)マリア・フリーマンを共に討とうというものだ。


 レオンハルトの狙いは明白だ。地球からの物資を確保し、それをテコに国力を増強しようというのだ。ヨーロッパの人びとを受け入れて、無償で得るデモネクトスも大きな要因だろう。


 ただし、いくら遺伝子組み換え技術が使われていようとも、神獣(・・)と呼ばれるヴェネノルンだ。

 国際特許を取っているから。

 薬品として認可されているから。

 だから安全だ。

 そうとは思えないんだよな。


 熟考すれば明白だ。魔術結社実在する死神(ソリッドリーパー)ともなれば、特許や認可など容易に操作できるはず。

 地球の歴史で暗躍してきた組織が、今回は特に魔女(カヴン)マリア・フリーマン絡みの案件だ。こいつがデモネクトスに関わっているのなら、必ず何か裏があるはずだ。


 考えられる最悪のシナリオは……デーモンの制御が完全に失われることだ。しかし、それ以外にも危険は潜んでいるのではないか?


 いやいや、それ以前に、地球から来ている人びとはデーモンが憑依することをどう思っているのか。


 デーモン憑依させますけど、デモネクトスで抑える事ができます。そのあとは冥導(めいどう)魔法が使えるようになって、身体能力も上がります。


 仮にこんな説明されても、俺は多分嫌がると思う。


 俺の考えが一般的でない可能性もあるけれど、俺と同じ考えの人がいないとも思えない。


 ――魔女(カヴン)なのに、マリア・フリーマンはバンパイア化してるんだったな。ヴェネノルンの血で。


 つまり奴は、スキル〝魂の鎖(ソウル・ジャック)〟を使える。


 ヨーロッパからどれだけのヒトがシュヴァルツに入植しているのか分からないが、そこの人びとが全て魔女(カヴン)マリア・フリーマンに操られていたとしたら……。


 ひとりでそんな事出来るはずがないと思うけど、あいつは魔術結社実在する死神(ソリッドリーパー)過激派の筆頭。指示を出せば大勢の構成員がデモネクトスを飲んでバンパイア化。スキル〝魂の鎖(ソウル・ジャック)〟を使えるように訓練して、大勢を操っていることも考えられる。


 失敗した。これは拙いかもしれない。


 シュヴァルツでは、じーちゃんの部屋と倉庫にしか行ってない。夜中という事もあって、街の人びとを見ることがなかった。ヤバいかも……。


 そうこうしていると、馬車が停止した。


 どうやら発着場に着いたみたいだ。


 馬車から降りて、物陰へ急ぐ。周囲にヒトがいないことを確認して、俺はバンダースナッチへ転移した。


「あ、お帰りっす」

「すまん、魔導通信機を使わせてくれ」


 操縦室でリアムを押しのけて、シュヴァルツへ連絡をする。相手はもちろんハセさん(汎用人工知能)だ。


 工場はダメ。じーちゃんの部屋もダメ。あとは念話だ。


ハセさん(汎用人工知能)、今どこですか?』

『ああ、良かった。エミリア(ヒューマノイド)の方が、たったいま破壊されたんだ。連絡しようと思ってたら、ちょうどソータくんから念話が入った』


『げ、マジっすか』


『マジマジ。シュヴァルツのニンゲンは、何者かの支配下にある。わっしが操るエミリア(ヒューマノイド)は、すぐに偽物だと見破られて破壊された。どうする? こっちからメタルハウンド送ろうか?』


『すいません、お願いします。俺もすぐ向かいます』


『おっけー。んじゃ先に始めておくよ』


『え、ちょっと待って。始めるって何を?』


エミリア(ヒューマノイド)を通じて判明したんだが、デモネクトスを摂取したニンゲンは、実はデーモンを支配下に置いていたわけではない。デーモンは服従を装いつつ、ニンゲンの身体に同化する時間を稼いでいたにすぎないんだ』


『うわ……なぜ今まで気づけなかったんでしょ。その情報、決定的じゃないですか』


エミリア(ヒューマノイド)の生体認証で、デモネクトスを作っている製薬会社の実験データを見たからね。分かったのは、ついさっきだよ』


『つまり、デモネクトスを飲んだものは、もうニンゲンに戻れないと……』


『いや、さすがにそこまで無謀じゃない。製薬会社は並行して、デモネクトスの効果を打ち消す中和剤も開発していたんだ。もちろんシュヴァルツの倉庫にたくさんある』


 最悪の状況だけど、少しだけ光が見えた。


『それをシュヴァルツの人びとに打っていくんですね。薬の名前は分かりますか?』


『アンチデモネクトス。ずいぶんと直接的な名称だが、効果は保証されているはずだ。ソータくん、一度こっちに来て、マールアの街や、王都ランダルの人びとに、アンチデモネクトスを配った方がいいと思うよ』


『ですね。今からすぐに動きます』


 念話はそこで終了。俺はそこでたくさんの視線を浴びていることに気付いた。


「何かあったみたいだな」


 ミッシーだ。他にもファーギ、マイア、ニーナ、リアム、メリル、アイミー、ハスミン、ジェスと、パーティーの面子が勢ぞろいしていた。


「ああ、すまない。地球へ行くのは一旦中止。ちょっと忙しくなるぞ。今から作戦を説明する。この前パーティーを分けて手痛い目にあったよね。でも今回もそうしなければならなくなった。だけど、それでも面子が足りない。それでマイアとニーナにお願いがあるんだけど、修道騎士団クインテットに協力を仰ぎたい――――」


 俺の声に全員が聞き入った。

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