表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

4話 何でその事を先に言わないんだよっ!

2000字いけませんでした。すいません……


「あ、そうそう。明日から高校あるわよ」


「へ?」


 突然告げられた衝撃的な事実。ユウもこれには目を点にしている。もうちょっと早く言ってくれてもいいのではないかと思う。普通は1周間前くらいに伝えるものだろう。しかし、ユウの母親はそんなことはしない。前日に大切な事を言うのだ。はっきり言ってユウはこれに迷惑している。


「だから、明日から高校あるわよ」


「何でその事を先に言わないんだよー!」


「忘れてただけよ。そんなことより、高校の準備しなくていいの?新品の教科書とかは全部ユウちゃんの部屋の机の上にあるわよ。あとユウちゃんの『設定』を教えるわね。これが無いとユウちゃんも学校とかで困惑しちゃいそうだし。設定はあなたは養女としてここの家に来た。そして転校してきた。これで設定は終わり。そして名前は『真衣』ね」


「うーんと?ゆっくり言ってくれます?」


 いきなりこんな事を言われて頭の整理が追いついていないのか、頭の上に?マークを浮かべている。


「もう一度言うわね。設定は、養女としてこの家に来た。で、高校に転校してきた。ここまではいい?」


「分かった」


「次にあなたの名前ね。あなたの名前は『真衣』よ」


「おーけー」


「これで終わりよ」


 ゆっくりと言ってもらったおかげで何とか理解できたようだった。


「ユウちゃんの戸籍はお父さんが頑張ってくれたからちゃんと登録されてるわ」


「分かった」


「じゃ、高校の準備してらっしゃい。必要な物は全部ユウちゃんの机の上に置いてあるわよ。もちろん、新品でね」


「へーい」


 「はぁ……」とため息を吐きながらも自分の部屋に向かっていく。



「しっかし何で今に言うかなぁ。もっと時間あったじゃん。なのに今に言うって。これもう新手の虐めでしょ。はぁ。とりあえず必要な物は全部カバンに突っ込んどこ」


 適当にカバンに教科書やノートをつっこむ。この後ゲームをすることしか考えてない。


「ふぅー終わった。さ、『みん魚(みんなで!魚介達の海)』をやろ。さっさと全クリして魚介厳選したいし。えーっと、石が20個と鉄鉱石が10個か。確か倉庫にそんくらい入ってたはずなんだけど……」


 この後、6時間くらいゲームをした。6時間ゲームをした後、かなりふらついていた。



「くぁー疲れたぁ。げ、もう6時か。結構早いけどお腹すいたし夜ご飯食べよ。母さんはもうご飯食べてるだろうし」


 お腹をぽりぽりとかきながらダイニングへと向かう。


「かーさーん。ごはーん。あれ?いないのかな。あ、手紙が置いてある」


『急用ができたから出かけます。カップラーメンでも食べといてね』


「多分、服を買いに行ったな。いっつもこんな感じで置き手紙を置いてく時は大体服を買いに行ってるし」




お読みいただきありがとうございます。よかったら評価、ブクマもしてってくださいね。投稿をサボらなくなりますよ。そして総合評価100ptありがとうございます!次は総合評価200ptでも目指します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ