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17 朝よ!(『休日の朝』の猫視点)
あたしは猫。
いつもごはん係を朝起こしてあげてるのよ。あたしったらエライわぁ。うふふ。
さあ朝よ!あたしのごはんの時間よ!
ごはん係を起こすには、コツがあるのよ。まずは体に乗るの。それから歩くのよ。ほら!あたしってスリムじゃない?だから、体に乗っただけじゃ気付かれないのよ。軽いって罪ね。ふふん。
そんなあたしが起こしてあげたのに、あたしがごはんを食べてる間にごはん係ったらまた寝てるわ。やれやれ手間がかかるわねぇ。仕方ないからまた起こしてあげるわ。あたしったらデキた猫ね。よっと。
「またごはん食べたいの?今日は休みだから寝かせて」
なんて言ったのかしら?もう少し近づいてみないと。
「いたっ、痛いよ!わかったよ。ごはんあげるから!」
ごはん?あら、ごはん係にしては気が利いてるわね。
ふぅ、朝食べるごはんは美味しいわね。
あ!ごはん係がまた寝てるわ!仕方ないわね。あたしが起こしてあげないと起きないんだから。




