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怪奇現象
田守優子は私の親友。ちょっと独特な子だ。
一泊目は歴史を感じる作りの旅館。
一瞬嫌な予感がしたが、何とか振り払った。
優子とは部屋は別々。私は寝相が悪いので、同室は恥ずかしいのだ。
寝る寸前までデジカメで撮った画像を楽しんでから布団に入った。
そして翌朝。廊下で優子に会うと、
「あんた、夜中に私の部屋に来て、踊っていたでしょ? そのせいで寝不足なんだから」
いきなり無意識の怪談を話し始めた。すでに失神しそうな私。
田守優子は私の親友。ちょっと独特な子だ。
一泊目は歴史を感じる作りの旅館。
一瞬嫌な予感がしたが、何とか振り払った。
優子とは部屋は別々。私は寝相が悪いので、同室は恥ずかしいのだ。
寝る寸前までデジカメで撮った画像を楽しんでから布団に入った。
そして翌朝。廊下で優子に会うと、
「あんた、夜中に私の部屋に来て、踊っていたでしょ? そのせいで寝不足なんだから」
いきなり無意識の怪談を話し始めた。すでに失神しそうな私。
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