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常備薬
田守優子は私の親友。独特だが、悪い子ではない。
今日は優子とランチ。日差しが強いので、オープンテラスはやめて、店内にした。
「この前さ、常備薬の営業マンが来たの」
また優子の唐突な話が始まる。
「断わったんだけど『置かせていただけるだけで結構ですから』ってしつこいので、それならって承諾したの」
そうやって、皆、使ってしまうのよね。
「それから一ヶ月経つけど、何も使っていないの」
ドヤ顔の優子。それは確かに凄い。
田守優子は私の親友。独特だが、悪い子ではない。
今日は優子とランチ。日差しが強いので、オープンテラスはやめて、店内にした。
「この前さ、常備薬の営業マンが来たの」
また優子の唐突な話が始まる。
「断わったんだけど『置かせていただけるだけで結構ですから』ってしつこいので、それならって承諾したの」
そうやって、皆、使ってしまうのよね。
「それから一ヶ月経つけど、何も使っていないの」
ドヤ顔の優子。それは確かに凄い。
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