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田守優子は私の親友。かなり独特な子だ。
駅のホームでばったり優子に会った時、酷く取り乱していた。
「通販サイトのパスワードを忘れちゃったの!」
半泣きで言う優子。ちょっと可愛いと思ってしまう。
「パスワードを忘れてしまいましたってメールしたら?」
私は言ってみた。すると優子はますます悲しそうな顔になり、
「そしたら、キーワードを入力してくださいって来たの。それも忘れちゃったのよ!」
ダメだ。
田守優子は私の親友。かなり独特な子だ。
駅のホームでばったり優子に会った時、酷く取り乱していた。
「通販サイトのパスワードを忘れちゃったの!」
半泣きで言う優子。ちょっと可愛いと思ってしまう。
「パスワードを忘れてしまいましたってメールしたら?」
私は言ってみた。すると優子はますます悲しそうな顔になり、
「そしたら、キーワードを入力してくださいって来たの。それも忘れちゃったのよ!」
ダメだ。
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