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きりたんぽ
田守優子は私の親友。独特だが、悪い子ではない。
優子に赤塚武君との一泊旅行の写真を見せてもらった。
驚いた事に泊まったホテルは同室。
「親友だもん、平気でしょ?」
事も無げに言う優子。唖然とする私。
だが、写真の優子の顔は何故か暗い。
「何かあったの?」
すると優子は恥ずかしそうに、
「きりたんぽ鍋を食べた時に、『この焼き竹輪、出汁がしみていて美味しいですね』ってお店の人に言っちゃったの」
現場は凍りついたろうな。
田守優子は私の親友。独特だが、悪い子ではない。
優子に赤塚武君との一泊旅行の写真を見せてもらった。
驚いた事に泊まったホテルは同室。
「親友だもん、平気でしょ?」
事も無げに言う優子。唖然とする私。
だが、写真の優子の顔は何故か暗い。
「何かあったの?」
すると優子は恥ずかしそうに、
「きりたんぽ鍋を食べた時に、『この焼き竹輪、出汁がしみていて美味しいですね』ってお店の人に言っちゃったの」
現場は凍りついたろうな。
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