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田守優子くらぶ(二百文字小説集)  作者: りったんばっこん
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柿食えば

 田守優子は私の親友。ちょっと独特な子だ。


 優子と一緒に買い物に出かけた。


 途中、近所の八百屋さんで柿を買った。


「甘くて美味しいよ」


 大将が一押ししてくれたのだ。


 アパートに帰ると早速柿を食べてみた。


 確かに甘くて美味しかった。


 食べ過ぎるとお腹が冷えるから気をつけないと。


「一句思いついたよ」


 優子が言った。そして、


「柿食えば腹が鳴るなり法善寺」


 何故かドヤ顔で言ってのけた。受けを狙ったのか、本気なのかわからない。

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