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やきいも
田守優子は私の親友。ちょっと独特な子だ。
優子のアパートに向かう途中、石やきいも屋さんの車を見かけた。
二人共やきいもが大好物なので、すぐに買いに走った。
新聞紙に包んでもらい、温かさを感じながら歩く。
すると優子が、
「やきいもって美味しくてたくさん食べちゃうんだけど、後が大変なのよね」
何を言い出すんだ、こいつは?
「水分持っていかれちゃうから、お水をがぶ飲みしちゃうのよね」
そっちか。私が恥ずかしくなった。
田守優子は私の親友。ちょっと独特な子だ。
優子のアパートに向かう途中、石やきいも屋さんの車を見かけた。
二人共やきいもが大好物なので、すぐに買いに走った。
新聞紙に包んでもらい、温かさを感じながら歩く。
すると優子が、
「やきいもって美味しくてたくさん食べちゃうんだけど、後が大変なのよね」
何を言い出すんだ、こいつは?
「水分持っていかれちゃうから、お水をがぶ飲みしちゃうのよね」
そっちか。私が恥ずかしくなった。
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