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田守優子くらぶ(二百文字小説集)  作者: りったんばっこん
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蛇口

 田守優子は私の親友。ちょっと独特な子だが、悪い子ではない。


 久しぶりに同じ日が休みになったので、優子のアパートの近くの公園で散歩をした。


 すると、優子が朝のジョギングでよく行き会う男子高校生に後をついて来られた。


 肌寒い日が続くのに、巨乳を強調するような薄着だからだ。


「喉渇いたねえ」


 優子はそばにあった水飲み場に近づくと、そのまま蛇口に吸い付き、水を飲んだ。


 私だけではなく、男子高校生達もドン引きしていた。

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