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この世界はよく分からない

どうも、城本 友城です。

自分で言うのもなんですが、前に比べたらいい感じにかけている気がします。

あと、第一話の予定通り、ここで自己紹介をしたいと思います。本編には出ていない設定もあります。


城谷しろたに 瑛司えいじ

記憶を失ってしまった、この物語の主人公。

いまいちこの世界のことを理解できずに、ほかの人を心の底から信用しようとしてないが、ともに行動していくうちに徐々に打ち解けてきた。

耳にかかるぐらいの髪の長さで藍色あいいろの髪の毛。


春風はるかぜ 瀬奈せな

この世界でバグを倒し、そしてこの世界から抜け出すことを目的としたICPのリーダー。

気が強く、気に入らないことがあったら、高確率で凌にあたる。

でも、本当は仲間思いのいい人。

髪は肩にかかる程度できれいに切りそろえられた赤毛。


坂本さかもと りょう

バカだけどどこか頼れる感じの人。

高確率で瀬奈に痛めつけられる。

・・・やっぱりバカ。

襟にかかるぐらいの長さの灰色の髪。


高山たかやま 雄二ゆうじ

体つきがよく柔道が得意。

柔道をやっているということで力仕事は得意。

意外と料理上手。

瑛司よりも短い黒い髪。


長谷川はせがわ れい

無口でクール。冷静な判断をする。

戦うことが結構好き。

方あたりまで伸ばした黒い髪。


セリア・アルクイン

見た目はクールな人だが中身は天然。

上記の五人の中で一番背が高い。

背中まで伸ばした長い金髪。

 俺は今、(セリア曰く)作戦本部の部屋の外にいた。


春風:「待たせたわね、じゃあ・・・屋上にでも行きましょうか」

城谷:「あぁ」


 俺はこの建物のつくりがいまいち分からないので後ろからついていくしかなかった。ただ、この建物は学校だと思う。廊下があって教室のような部屋がいくつも並んであるからそう思ってしまったのだろう。


春風:「ここが屋上よ。ここならゆっくり誰にも邪魔――――」


 と、言いかけてきたところで見覚えのある男がやってきた。


坂本:「うぃーっす、瑛司にこの世界の説明するんだろ?なんか手伝えることあるか?」

春風:「――――な奴が来たわね」


 ぼそりと凌には聞こえないような声で言った。


春風:「手伝えることね・・・」


 それはね、といいながら瀬奈は凌を屋上の手すりまで誘導する。


春風:「―――あなたがここからいなくなることよ!」


 ガッ! 

 瀬奈は後ろから凌の背中を思い切り蹴り飛ばした。


坂本:「え?あ・・うぉおぁああああ!!」


 グシャリ  

 なんか変な音が下のほうからした。


春風:「さてと、聞きたいことがあったら何でも聞きなさい」

城谷:「・・・えーと、あいつは大丈夫なのか?」

春風:「大丈夫よ。死んだ痛みを感じただけよ、あれは」

城谷:「死なない?どういうことだ?」

春風:「最初に言わなかったかしら?この世界はゲームだって」

城谷:「つまり銃で頭を撃たれようが死にはしない?」

春風:「そういうこと。ま、死んだ痛みは感じるわよ」

城谷:「・・・そうなのか」


 俺は、下でピクリとも動かない凌を見ながら言った。あー・・・死なないとしてもあんな感じに死んだ風になりたくねぇな。


春風:「で、何かほかに聞きたいことはあるかしら?」

城谷:「そうだな・・・この建物なんだがなんか学校みたいだよな?建物は校舎みたいだしグラウンドもある」 

春風:「それはね、ここは昔このゲーム・・・あ、【Closed World】じゃなくて【仮想現実戦争】のほうね。えーと、それを統一した人たちが使ってた本部ってとこかな?」

城谷:「でもなんで学校なんだ?」

春風:「その統一した人たちの軍隊のお偉いさんが学生だったのよ。・・・すごいわよ、ほかの大人なんかもたくさん集まっている軍隊のリーダーが学生だなんて・・・。私も見習いたいわね」

城谷:「それで学校か・・・ん?今このICPのリーダーは瀬奈なんか?」

春風:「一応ね。でも、坂本君や高山君、セリア、長谷川さんの協力があってだけど」

城谷:「へぇ・・・それでも十分すごいけどな。・・・ここの屋上に来るまでに見てたけど、教室みたいなのは事務関係に使ってるのか?」

春風:「そうね。【仮想現実戦争】の時から事務関係に使ってたみたい」


 瀬奈が言うにはこの建物は「田」という字を作るように校舎を作っていて、真ん中の空いたところが中庭になっているとのことだった。外にはグラウンドが二つ、体育館、野球場、テニスコートなどなど、いろいろなスポーツ関係の場所があるらしい。しかも地下には射撃練習場があると自慢げに言っていた。それも全部前からあったらしい。

 

春風:「ほかにも武器庫・・・ま、物置としても使ってるところもあるわ」

城谷:「武器・・・その武器はどこから?」

春風:「それも【仮想現実戦争】の時から使っていた武器を作る場所があったのよ。ここからは少し離れたところにあるけど。たぶん、どっちか片方が抑えられてももう片方のほうから反抗できるようにじゃないかしら?・・・ほかには何かあるかしら?」

城谷:「・・・食料とかは?」

春風:「ここは学校よ。食堂ぐらいあるわ。さっき言った武器を作る武器弾薬班、食料関係の食料班、ほかにも医療班とかいろいろあるわよ。けがしてもすぐ治るけど」

城谷:「いや、そういうものを作る材料はあるのか?」

春風:「あるわよ。だから私たちは今までバグと闘ってこれたのよ」

城谷:「じゃあそのバグについて質問だ。そのバグにわかっていることを教えてくれ」

春風:「そうね・・・バグは人の形、これは説明したわね?」

城谷:「あぁ」

春風:「奴らは、私たちと違って血は出ない、はずよ」

城谷:「はずってなんだよ」

春風:「今まで戦ってきた中で、一人例外があるのよ」

城谷:「例外?」

春風:「そうよ、初めて会ったのはバグの管理下にある場所でバグを倒した、と思った時に現れたのよ」

城谷:「それのどこが例外なんだ?」

春風:「そのあとそいつはこっちに向かって歩いてきた。攻撃されると思って銃で撃ったのよ」

城谷:「・・・もしかして血が出てきたとか?」

春風:「そう、バグにはあり得るはずのない血が出てきたのよ」

城谷:「じゃあ、バグじゃなくて俺たちと同じ人じゃないのか?」

春風:「私はそれも考えたわ。でもあいつは撃たれた後何事もないように立ち上がってこっちに向かってきた」

城谷:「俺たち人は痛みを感じるんだよな?・・・でもそいつは痛みを感じさせなかったということか」

春風:「そういうこと。その時は、私たちは目的を果たしていたのでその場から逃げたのよ」


 いったん間をおいて瀬奈は、でも―――と言って話し始めた。


春風:「あいつは違う任務で出ても時々現れるの、しかも敵がいるところに」

城谷:「もうそれは敵でいいんじゃねェか?」

春風:「・・・私たちも敵としてみてるわ。・・・あ、普通のバグのほうを説明してなかったわね」

城谷:「ん?あぁ」

春風:「奴らは人型をしているけど血が出ないまでいったわよね。ま、恰好は軍服よね。あいつらは自分達がバグという意識は持っていなくて、国のために戦う兵士って思っている感じね」

城谷:「兵士・・・銃とか使ってくるのか?」

春風:「当たり前じゃない。でも中には服装が違うのもいるわ。スーツみたいな人や私服みたいなものもいる。基本的にそういう人には戦意はないけどね。攻撃してくるのは軍服の人だけだと思うわ」

城谷:「でも、場所によっては私服のやつもいるんじゃないのか?」

春風:「一応ね。でも、私たちもそういう人とはあまりたたかったことはないわ」

城谷:「ふぅん・・・ありがとう。よくわかったよ」

春風:「どういたしまして。・・・あら?城谷君どこ行くの?」

城谷:「適当に建物内を歩いてくるよ」

春風:「そう、迷わないように気を付けてね」

城谷:「あぁ」


 それと、このICPには約300人(正確には324人、俺も入れたら325人)いて、全員がお互いの顔と名前を知っているといっていた。このICPのメンバーは、武器弾薬班、食料班、医療班、などなど・・・そっちのほうにメンバーがほとんどいて、実行班(なんか俺は実行犯みたいでなんかいやだけど)は30人ぐらいしかいないらしい。他には、学校と同じで普通にグラウンドなんかでサッカーしたり、テニスコートでテニスしたりとスポーツを楽しんでいる。瀬奈は、「無理なトレーニングをさせるより、こうやって自分の好きなスポーツをさせて体を動かしたほうがいいのよ!」といっていた。他には・・・新聞班(?)というのもあるらしい。あと、この建物のことはみんな校舎って言っているらしい。

 ・・・・これじゃ普通の学校と変わらないよなぁとか考えて俺は、校舎の中を適当に歩いていた。

どうも城本です。

第二話、無事に書き終わりました!

今のところは、まだまだ続けていけそうです。

次の話はいつ書き終えるかわかりません。でも、なるべく早くかけるようにしたいです。

素人ぶりがものすごく見えますが、これからもがんばっていきますので皆さんよろしくです!

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