作戦は・・・・突撃!
「どこ行った!?」
「このあたりのはずだ、よく探せ!」
敵支部の中には入ることができた。が、正面突破だったので見つからずに入るのは無理だった。支部ということもあって、今までと違い、敵がたくさんいる。
「なぁ、聞いてなかったんだが、どうやったらここを潰したことになるんだ?」
「言ってなかったかしら?支部にはそれぞれバクの核があるのよ。それを壊せばいいのよ」
「・・・・ますます、ゲームっぽくなってきたな」
「何言ってるのよ、城谷君。ゲームっぽくじゃないわ。ゲームよ、ここわ」
そういや、そうだったな。あまりにも見た目が現実と似てて、ここがゲームの世界だってことを忘れてしまってた。
「だけど、その核までどうやっていくんだ?」
「それは・・・・・・高山君、よろしく」
「いや、無理だからな」
「ここは、とつげきでいこー」
「ふむ・・・・・・そうね、正直作戦考えるの面倒く―――――もとい、いい作戦なんてないから突撃で行きましょうか」
「おい、今面倒くさいって言っただろ」
「・・・・言ってないわよ。どうせ敵には気づかれてるんだし、突撃しかないでしょ」
「考えれば他にもあると思うけど・・・・まぁ、俺は突撃でいいぜ」
「そう来なくちゃね。・・・・そうね、まず今近くにいる敵を倒したら、向こうに見える扉の中に入りましょう」
向こうの扉というと・・・・・あの大きな扉か。
「RPGとかのゲームだと、あんな感じの大きな扉の向こうにボスとかいるよー」
「ボス的存在な人はいないと思うけど、たぶん核はあると思うわ」
また、俺たちは、また瀬奈の指のカウントで突撃をして、大きな扉に向かった。
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