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~第一話~謎のクビ

新作小説です!!!

是非読んでください!

2022年 12月31日

人類は、2022年に終わりを告げ、2023年に期待を寄せていたのだった。


そんな中、ある食べ物たちは1年の最盛期を迎えた。

その名は『年越しそばパーティ』だ。

年越しそばパーティは、その年越しをする12月31日の為に一年間入念に準備をするといった内容のちょっと変わったパーティだ。


その「年越しそばパーティ」の元副リーダーが、この僕、『海老天』だ。

僕は年越しそばパーティの中では、『麺』の次、二番目に権力を持つ、そこそこ偉い奴だったのだ。

そして僕を慕う者も沢山いるのだ。


そんな中・・・今日の朝起きたことを今から語りたいと思う。


12月31日 午前7時

「海老天、話がある。30分後に麺ルームへ来い。」


「分かりました。麺先輩!」

年越しそばパーティのリーダー、『麺』さんから呼び出されるのはとても珍しい。

しかも、わざわざ「部屋に来い」というのは、今まで経験したことが無いことだった。


何だろう・・・と少し不安を持ちつつも、多少期待もして麺ルームに入った。

入ったら目の前に麺先輩がいた。

少々ビックリしたものの、新しい麺さんを見つけられたような気分で、僕は興奮しながら「失礼します」と言った。


そしたら、麺先輩が、「椅子に座っていいぞ」と言ってくれたのでゆっくりと座った。


「今日はお前に話したいことがある。とても大事な事だ。」


「はっ・・・はい!!!!」と勢いよく返事をすると、とても悲しそうに僕を見てきた。


「では、早速手短に言う。お前に質問権はなしだ。言ったらすぐに出てけ。」


「分かりました。」


「お前は、この2級『年越しそばパーティ』から出て行ってもらう。お前が、陰で皆をいじめているとの報告が多数あった。お前がいたら、パーティの雰囲気が悪くなる。その為、昨日、お前をクビにすることを決断した。今年の大晦日は海老なしで乗り切る。」


「え?どうしてですか???」


「お前に質問権はなしだ。お前がいると部屋が汚れる。早く出てけ。この野郎」


いやいきなり態度変わるし、全然手短じゃないし。

お前が汚れてるわ。と思いつつ部屋から出ていった。


もちろん僕は、いじめなどやっていないし、寧ろ僕がハブられていた側だ。

僕と比較的仲が悪いのは、『とろろ』や『長ネギ』あたりだ。


これからどうするか、未定だ。

しばらく給料なしで暮らすのはきつい・・・

早く転職しないとな。。。




皆さん!!!良いお年を!!

ブックマーク・評価・感想お待ちしております!!


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