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インスタントフィクション 不老

作者: 宇山一博

 彼の時間は無限にある。身体が四十歳から老いなくなったのだ。随分と生きてきたから昔の記憶はあるが曖昧で、両親の名前と顔すら思い出せないくらいだ。古代文明から生きいて、その度に名前を変えている。いくつか前はジャックと名乗っていた。

 長く生きていると色々と弊害がある。みんな死んでしまう事だ。周りの人たちは年老いて死んでいく。死に目に会う事がなによりも辛く感じ、その度に死にたいと思うようになる。

 ジャックはとうとう決断する。女たちを何人か殺して死刑になる事を考えた。そして、ロンドンの路地裏で女たちを殺し出頭しようと考えたが、いざ捕まるとなると怖くなった。ジャックは逃げた。いつしか、ジャックは異名も付くようになった。罪悪感でジャックはアメリカへ逃げるように行ってひっそりと暮らし始めた。しかし、また死に目に会う。また耐えきれないジャックは死刑になるために人殺しを始めゾディアックと名乗るようになった。 

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