脳内に直接入れたんですか!!??
まあ大体皆さん分かってると思いますが
この銀髪高身長イケメンは神です。
『いやー、あの3人には頑張ってほしいなぁ!
あの子たちオッズとんでもないくらい高いし!』
先程3人が空間に銀髪高身長イケメンが
いつの間に用意したのかソファに寝っ転がっていた。
「コール様、先程の3人の方は?」
これまたいつの間にか後ろにいるおかっぱメイドに
聞かれた寝っ転がっているコールに聞く。
『もう送ったよ〜 いやー、人がここに来るのは
久しぶりだからテンション上がっちゃったよ〜!!』
嬉しそうにどこからか取り出した
煎餅にかじり付きながら喋る。
「ああ、そうですか。
で、ちゃんと転移先の説明とかしたんでしょうね?」
『もちろんしたさ! こう僕のカッコいいポーズをしながら頭の中に「脳内に直接入れたんですか!!??」』
え、こいつ何やってんの?という驚いた視線でコールを見るおかっぱメイド。
「アレは人間じゃ耐えられないんですよ!?
そんな事をやってしまったら
精神が崩壊してしまいます!!
あぁ…どうしよう転移先の神様に何て説明すれば…」
頭を抱えながらうんうん唸るメイド。
『大丈夫だって!なんか知んないけど彼らケロっとしてたから!』
グッとメイドにし、煎餅を食べ続けるコール。
「いや…そんなはずは…?
確か天界書にそう書いてあったはず…」
ブツブツ言いながら
広辞苑の如く分厚い本を読むメイド。
(まあ彼らは僕しか知らないけど、
本当に特別な子たちだからね…
頑張ってくれよ太郎君たち!)
バリバリと煎餅を食べ続けながら
アンニュイな表情を浮かべ
コールは寝転がっているのだった。
おかっぱメイドっていいよね…
あと口悪いメイドっていいよね…
俺の家に就職してくれるメイドさん、募集中です。