表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の閉塞者  作者: uver-n
9/17

風来

「親父、ここ教えてくれよ」

「自分で考えろたこすけ」


男の子は成長し、青年に近づいてる顔立ちになってきた。

男性教師は現役であり、青年の父親代わりとなり生活を共にしていた。



「人に頼ってばかりいたら頭腐るぞ」


「俺に頼っていいって誰が言ったっけ?」


「それとこれとは別だ馬鹿者」


冗談も交えるようになり、昔の傷跡は癒えた様だった。


「今から就活の面接に行ってくる!」


「受かれよ!」


「当り前だ!」


スーツ姿で今から出陣しようと張り切っている。


そして彼は玄関から出ていこうとした時だった。


玄関のドアを開けようとした瞬間、彼が開ける前に誰かが先に開ける音がした直後に、彼の身体に何かが刺さった様な感覚に襲われた。


「…?なんだ…?」




彼の心臓をめがけてナイフが刺さっている。それに気が付く先にいた人物を把握できず、そのまま倒れこむ彼。





「…一体何が…起きた…」



視界が徐々に暗くなっていく。先に見えていたのは帽子を被り、顔を隠していた男性だった。



意識が遠のいていく。


その意識の中で、彼はまた、あの白い空間に飛ばされた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ