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ビート7

「ノール様の性別は、お、ん、な、だ!いいな!くれぐれも」「男ってばらすな!ってことだろ」


うんざりした顔で護衛の男の物言いをぶっちぎる。


「それで、どうやって本人を運ぶ?」

「私が運ぶ。ノール様、ご無礼お許しください」


そう言うと、大事そうにあるじをお姫様抱っこする。

ちょっと引くところがあるけれど、つっこむのは良くない状況なので

あえて知らぬふりをして話しかける。


「俺のあとについてきてくれ。暗いから木の根に注意しろよ」

「お前のようにへまはしない!これでも夜目は利くほうだ」


ーく〜、こいつ!いちいち腹の立つ物言いしやがって…

 がまん、がまん、偉いぞ俺!頑張れ俺!


今度はブツブツいわないものの、ガッツポーズをとったり、

両手を上に上げたりしながら前を歩いて行くハルフォードの姿は

護衛をますます不安にさせていくのであった…


 


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