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出張先での話

産地あるある 其の二

作者: 穂高貴志

 10年程前まで銚子の方の工場によく出張していた。

 車を出さないと飯屋が無い立地で、昼食は概ね社員食堂だった。

 そこそこ古い工場でもあり大体想像通りの社食クオリティではあったが、実質タダみたいなシステムもあって社員の利用率も高かった。

 しかし、月に何度かそんな社食がガラガラになるメニューがあった。

 魚、である。

 焼き魚だったり煮付けだったり調理法も種類も様々だったが、とにかく魚料理全般社員一同に大不評だったのだ。

 文句が出ないのはフライの類位だったんじゃあるまいか。


 で、その魚料理なんだが、正直、むちゃくちゃ美味かった。

 場所柄魚そのものが圧倒的に良かったのだろう。

 断言できるが、そこらの和食チェーンなんかじゃ逆立ちしても太刀打ちできないレベルで美味かった。


 しかし不評。


 やれ「脂が乗ってない」やれ「旬じゃない」etc.etc.

 地元民からすれば普段からもっと旨い魚を食っていると云うだけの事なのだが、我々出張者や本社からの出向組からすれば単なる贅沢。

(どうせ余るから)魚メニューの日だけ許されたオカズダブルとかで楽しませて頂いた。

 許されるならテイクアウト(不許可)して晩酌のツマミにしたい位だった。


 旨かったなあ

定宿にしていたビジホ傍の料理屋もとにかく美味くて、銚子には何度か仕事抜きで魚食べだけに行きました。


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