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―時は経ちある日のこと。

アロンはレベルが10に達していた。



「ドラゴンを退治するってあんた間違いないんかい」

「何度も言わせるな、おっさん。こっちはボランティアやってるんじゃないんだぜ」

「お、わっりい。どうも年のせいかもうろくしちまって。あんたのような勇敢な若者たちを見るのはもうかれこれ何年ぶりか」

「ごたくはいいんだよ」



ここは、冒険者が集まる場所『ギルド』。オリハルコン山から一番近くの宿場の里である。


Bランク冒険者パーティー『有志の集い』の5人は、ギルドやその他の冒険者たちにおいて、決して評判がよいとはいえない。


Bとはいえ、それは果たして実力からなのかはなはだ疑問であったからだ。その『有志の集い』のリーダー、「ライップ」が『クエスト オリハルコン入手』を自らかってでたというのだから、皆が驚くのも無理はない。オリハルコン山にはドラゴンがいる。それがわかっているから皆、恐れおののいて奥地はおろか山に近づくことさえしないのだ。


一同驚きと同様を隠せないでいるなか、当の当事者ライップは、ギルドの親父と話を済ませると、周りの視線なぞなんのその。

一目散に他のメンバーとともに、ギルドをあとにした。

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