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堕落論  作者: マチネ・マチ
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縁石群

お冷の氷が美味い。

たぶん鉄分不足だ。

遅めの昼飯に食べた塩焼き魚定食だけじゃ、一日に必要な鉄分は恐らく補えていないだろう。

早く帰って、鉄分サプリメントを摂取しよう。

十分食べたんだけど、頭がうまく回らない。

これも鉄分不足のせいなのか。

そう思ったら余計に早く帰りたくなってきたし、回らない頭で前書きを考えるのが面倒なので、これで終わりにする。

皆さんも栄養摂取には気をつけましょうね。

自分語り程、恥晒しな行為はない。




生まれてこの方、絵筆しか持たなかったような私がこのように文の筆をとったのは他でもない。あの女性との、ある種の運命的ともいえる出会い、遭遇があったためである。


初めて私が彼女を目撃したのは、確か私が16の頃であったから、2012年辺りのことだろう。

あまりにも決まりきった進路先を決め、担任との面談も終え、高校からの通い慣れた道を下り、駅へと向かっているところで、不意に彼女を見かけた。


あの時彼女が佇んでいた国道沿い、歩道での信号待ちの時間は、今でもありありと思い出すことができる。

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