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9 再会その他

 俺たちが到着したベアマークの隣村は、その周囲を奥深き山々に囲まれており、見るからに自然豊かな住み心地よさそうな落ち着いた村であり、その名もリンドルという小さな農村だった。

 商業都市だというベアマークと比べてしまえば、何もない寂れた村と表現することもできる。だが、その穏やかな静けさに俺は懐かしさを感じずにはいられなかった。

 田舎に吹く風はどこもよく似ている。きっと俺は故郷の風景を思い出していたのだろう。

 将来住むなら、こういうところがいい。


「今日はもう疲れましたから、宿があるのならそこに泊まっていきましょう」


「そうだな、そうするか。もう動きたくないもんな」


 というわけで、短い会話を交わすと俺たちは三人揃って村の宿へと向かう。

 歩きながらホッと一息つきつつ、俺はサツキさんとニックに語りかける。


「でも、まさか本当に途中で山賊に襲われるとは思いませんでした」


「そうだよね。本格的に山賊のアジトへ向かう前に討伐任務が失敗するんじゃないかと思って、僕は内心ハラハラだったよ。いやぁ、彼らが弱くて助かったね」


「そういえばニック、俺は面白い話を聞いたぜ。お前って騎士のくせに、とにかくあらゆることに失敗することで有名なんだって?」


「うぐぐ、サツキ君は痛いところをつくなぁ。そうだね、騎士の仕事はいまひとつ上達しないのに、罰として繰り返してきた掃除の腕前だけは確かなものとなりつつあるよ……。掃除のプロだね」


 自嘲気味に言ってニックは寂しげに肩をすくめる。どうやら本人もそのことを少なからず気にしているらしい。

 プロというには掃除もうまくなそうだけど、それは黙っておこう。


「まぁニック気にするな、失敗することも一つの才能だって」


 落ち込むニックを励ますためか、サツキさんお得意の“それも才能説”が口をついて飛び出した。


「成功することのほうがよっぽどすごい才能だと僕は思うけどね?」


 それに反論したニックだが、彼には珍しく正論である。

 正論なだけでなく自分のことだ。ニックの落ち込み具合は半端ない。


「まあまあ、ニック。ニックだっていいところはいっぱいあるよ」


 落ち込む姿があまりに哀れで、たまらず俺はニックを励ます。

 さすがのサツキさんもニックには同情したらしい。


「そうだぜ。最初に会ったときはなんてむかつく野郎だ! という感じがして胸糞悪かったが、今じゃお前も憎めない馬鹿だってことがわかったからな」


「喜びたいところだけど。あのさぁ、結局僕って馬鹿なの?」


「だ、大丈夫だって! たぶん馬鹿も一つの才能だから! ねぇ、サツキさん?」


「いや違うぜアレスタ、馬鹿は才能じゃなくて性格だ。駄目なほうの」


「ずずーん……」


 性格は馬鹿、才能は何事にも失敗すること。

 ニックが全力で落ち込んでしまうのも無理はない。


「そんなことより宿に行こうぜ」


「そんなことって……」


「そうですねサツキさん、本当ですね。早く行きましょう」


「まぁいいけど……」


 俺とサツキさんは落ち込むニックを尻目に宿に向かった。

 励ます言葉がそれ以上見つからなくて……。







 可能ならすぐにも宿を取って休もうと思っていた俺たちであったが、それは実現しなかった。

 なぜなら、村で唯一という宿屋の前に出来た人だかりを発見した俺は、その中心となっている人物の姿に目を奪われたからである。


「父さん!」


 そこにいたのは俺の父さんであるカーターだった。

 共和国との国境沿い、帝国領内の森で別れてから、考えてみればずいぶん久しぶりの顔合わせだ。

 思いがけず出会えた嬉しさと懐かしさで、俺の声は弾んでいたことだろう。


「ん? ああ、アレスタか……」


 さすがにここ数日の出来事で疲れているのか、答える声に覇気はない。だが身体に目立った負傷の跡はなく、どうにか無事だったようだ。

 胸をなでおろして安堵した俺だったが、久しぶりの再会はちらりと一瞥されたのみ。父さんは俺の背後にいたサツキさんの姿を発見して、その目を大きく見開く。


「お前、まさかサツキか?」


「こうして直接会うのは久しぶりだな、カーター」


 その瞬間、お互いの顔に浮かんだのが単純な喜びだけではなかったと、二人のことをよく知らない俺にも理解することができた。

 相手をけん制しあうような微妙な距離感。

 敵か味方か判断しかねるような緊張感。

 そして、隠し切れないでいる危機感。

 だが、たった一人、緊迫する状況で何も不都合を感じないらしい単純馬鹿が能天気に口を開いた。


「ちょっと待ってくれたまえ、僕は知らないぞ? 誰なんだ彼は?」


「……とりあえず紹介しておくよ、ニック。この人はカーター、俺の父さんだ」


 ちょっと気まずい空気だが、仕方ない。俺は渋々ニックに紹介した。

 すると意外そうな目で俺と父さんの顔を見比べるニック。それもそうだろう。

 なにしろ俺たちは血のつながっていない義理の親子であり、性格はともかく顔が似ているはずもないのだ。

 俺とカーターが親子関係であるという言葉が他の人間にも聞こえたのか、久しぶりに再会した俺たちに気を遣ってくれたらしく、今まで父さんを取り囲んでいた村人達が三々五々、散り散りに解散し始める。

 そうして無関係な人間がすべて立ち去ったのを確認して、ようやく口を開いたのは父さんだ。


「やめよう、アレスタ。私のことを、もう父さんとは呼ぶな」


「……え?」


 自分の聞き間違いを信じたい俺は、ひたすらに間抜けなアホ面を返した。


「お前は帝国政府への人質にはならず、もはや彼らにとって執着すべき意味も失っているらしい。それを確認したのは私に対する追っ手を締め上げた昨日のことだ。もっと早くにわかっていれば、お前をここまで育てることもなかった」


「……え? で、でも!」


「アレスタ、これはもう決定事項だ。お前は私にとって足手まといになる。ここからは勝手に行動しろ」


「そ、そんな、何を言っているんだよ、父さん!」


 ふざけている場合ではないだろうに、からかっている状況ではないだろうに、父さんは俺に対して一切の関心を失っているらしかった。

 その真面目な表情は冗談を語るには不釣合いだ。義理とはいえ親子の縁を切ることに真剣味をうかがわせる無慈悲な父さんに対して、理由もわからず見捨てられつつある俺は名状しがたい薄ら寒さを感じてしまう。

 だが必死になって食らいつく俺の姿はもはや眼中にないらしく、父さんの意識はすでにサツキさんへと集中されていた。


「サツキ、私はこれから本格的に動く。お前はどうする? まさか今の状況に満足しているわけではあるまい。そこにいる役に立たないアレスタのことはもういい、この私とともに行かないか?」


「断る。俺はお前を止めにきたんだぜ、カーター」


「ふん、そうか。それでは覚悟してもらおうか、サツキ。これからはお前も私の敵だ。……もっとも、もはや魔法を封じられたお前には何も出来ないだろうがな」


 魔法が封じられた?

 その指摘を受けて悲しげに少しだけ表情を曇らせたサツキさんは、俺にちらりと目配せて、また視線を父さんに戻す。


「違いない。今の俺はどうしようもないくらいに無力だ。だがな、カーター。そのために俺はアレスタを連れてきた」


「……どういう意味だ?」


「お前がかつて帝国の暗部組織から奪い取ったアレスタ。当時まだ幼子だったアレスタをそれから十年、帝国の手が届かないエフランチェ共和国の辺境でかくまいながら育ててきたのはある意味で成功であり、ある意味では失敗だったらしいぜ」


「だからどういう意味だ?」


「……治癒魔法さ」


 治癒魔法、またその名前が出た。

 今や誰一人として使うことができないという、奇跡の魔法。

 かつての英雄であり、その後は魔王となった人物だけが歴史上において唯一使用することができたとの記録が残る、伝説の魔法。

 そして、何故か俺が使えるらしい魔法でもある。


「おいおい、何を、なんて馬鹿なことを」


 信じられないといった表情で呟いたのはカーター、つまり俺の父さんだ。その鋭い視線が、にわかに俺に向けられる。

 たまらなくなって俺は視線をそらし、小さくうなずいた。

 直後に父さんの見せた動揺を逃さず、サツキさんが強い語調で尋ねる。


「あの時アレスタを見殺すべきだったと、カーター、お前はそう後悔するか?」


 いいや、と首を横に振って父さんは答える。


「私が後悔することがあるのは唯一、かつてお前と背を預けあったという事実だけだ。……アレスタ、お前には忠告しておこう。もしそれが事実なら、二度と魔法を使うな。そしてもはや私とお前は対等な一人の人間同士だ。次からは名前で呼べ。父さんと呼んだら許さん」


 言いたいことはすべて言い切ったのか、父さんは俺たちに背を向ける。

 そして歩き出すのは、別れのためだろう。


「ま、待ってよ! 父さ……いや、カーター!」


 俺はその後姿を必死で呼び止める。しかし父さん、カーターの足は止まらない。

 一度たりとて振り返ることもせず、父さんは俺の前から歩き去っていく。

 それでも俺は追いすがろうとして一歩、慌てて足を踏み出したが……。


「やめておけ、アレスタ。行かせてやれ」


「で、ですがサツキさん……」


 なおも追いかけるべくはやる俺の姿に、冷静な様子のサツキさんはなだめるように、子供に言い聞かせるようにして穏やかに口を開いた。


「いいか、アレスタ。あいつは俺たちを見逃したんだ。おそらく連戦が続いていて魔力の行使に余裕がなかったからだろうが、それでもまともに戦っていれば今の俺たちに勝ち目はなかったかもしれない。ここは無理にあいつを追いかけず、新しい方法を考えるべきだろう」


「……わかりました」


 正直、何一つとして正しくわかったことはない。

 それでも、あえて一番の疑念を述べるなら、父さんが魔法を使うことができるかのようなことを示したサツキさんの言葉だ。

 父さんは魔法が使えない。

 なにより父さんは魔法そのものを憎んでいたはずだった。

 疑問に思いつつも俺がそれを口にすることができずにいると、悶々とした感情が伝わってしまったのか、口を閉ざした俺の代わりにニックがサツキさんのもとへと歩み寄った。


「ところでサツキ君、色々と聞きたいことがあるんだけど」


「あいにく守秘義務ってものがあるんでな。俺の口から喋ることは出来ない」


「守秘義務って言われても、うーむ……。まぁいいや、とりあえず話は宿に入ってからにしようか」


「助かるぜ、ニック。アレスタ、お前もそれでいいか?」


 サツキさんとニックの視線が、そろって俺に向けられる。

 動き出すために、俺の答えが求められていた。


「……はい」


 何もかもが納得ずくとは言えない。けれど俺はうなずいた。

 今の俺が他の行動を選択するためには、あらゆるものが不足していたから。







 父さん、いや、これからは要望されたことに従って、出来る限りカーターと名前で呼ぶことにしよう。

 カーターと別れた俺たちは、それまでに蓄積した疲れもあり、そのままリンドルの宿屋に泊まることにした。

 三人で宿の入り口をくぐると、受付前のソファが並んだ広間で休んでいた村人が俺たちに気付いて、なにやら嬉しそうな顔をして話しかけてきた。


「やあ、もう話は終わったのかい?」


「ええ、まあ。あまりたいした話ではなかったので」


 どうやらカーターと俺たちのことを知っているらしい。おそらく最初にカーターを宿屋の前で取り囲んでいた村人の一人だろう。

 そのことを思い出したのか、サツキさんが彼に尋ねる。


「俺たちからも尋ねていいか? さっきカーターをみんなで取り囲んでいたみたいだったが、一体あれは何の騒ぎだったんだ?」


「ん? 君たちは彼から直接聞かなかったのかい? なにやら親しそうに見えたのだけど」


「ちょっと聞きそびれてしまってさ。言いにくいことなのか?」


「まさか。むしろこれは、もっと広く伝えられるべきことだろう」


 そう言ってうなずくと、まるで自分のことのように誇らしげな声で彼は言葉を続けた。


「君たちは知っているかな? ここリンドルの外れ、深い森の中に、山賊のアジトがあるという話を」


「ああ、それなら知っている。大変な被害らしいな」


 知っているも何も、こうして俺たちがリンドルの村までやって来た目的こそ、その山賊アジトを討伐するためである。


「それなら話が早い。その村を苦しめ続けていた山賊アジトだがね、それを昨夜、たった一人で壊滅させた人物こそあのカーターさんなのだよ」


「……え?」


 思わず口から漏れた驚きの声は、おそらく三人分。

 その反応に満足したのか、彼は胸を張ってこう言うのだった。


「だから私たちは、先ほどまで彼をたたえていたのだ。感謝をしても感謝し足りない。まさしくそれくらいのことをやってくれたのだからね」







 三人で一部屋を借りた俺たちは手短に夕食を終えて、それぞれの布団の上に胡坐をかいて話し合っていた。

 もちろんそれはカーターのこと、そして今後のことである。


「村長の家にまで確認に行ってみたが、どうやらカーターが山賊のアジトを壊滅させたって話は本当らしいな。村の若者が実際にアジトの様子を見に行ったところ、そこにはもう焼け落ちたアジトの跡しか残っていなかったらしい」


「ふむ、気に食わないけど助かったね。僕らの手間が省けたじゃないか」


「それはそうだけどさ……」


 しかし俺は腑に落ちなかった。

 なにしろ自分の父親の手柄だ。そしてその父親の言動が、まるで意味不明だったのである。

 手間が省けたどころか、俺にとっては問題が山積みだ。

 ニックのように手放しで笑って済ませられる問題じゃなかった。


「まぁいいじゃねぇかアレスタ。難しい話はこれくらいにして、風呂に入ろうぜ。なんでもこの宿には大きな露天風呂があるんだってよ」


「露天風呂か、それはいいなぁ。なんだかんだで僕らも打ち解けてきたからね、そろそろ裸の付き合いもいいかもしれない」


「勘違いするなニック、俺はアレスタに言ったんだ」


「……いいじゃないか、僕も一緒に入る」


「あはは、だったらみんなで入りましょう」


 仲良く言い争いを始めてしまった二人を前にすると、俺だけが一人うじうじと悩んでいるのが馬鹿馬鹿しく思えてきた。

 きっと二人の優しさだろう。今はそう思うことにする。

 というわけで、俺たちは三人で一緒に露天風呂へ向かうことになった。ニックが望んだ裸の付き合いだ。

 宿に備わっていた露天風呂は三人で入るには十分すぎるほど広く、壁の代わりに周囲を深い森に囲まれており、目立った明かりといえば夜空から降り注ぐ満天の星明りくらいなものだった。それでもちゃんと足元まで見通せてしまうのだから、星の光というものは偉大である。

 最初に露天風呂を堪能することになったのは俺とニックの二人だ。

 一緒に入ろうと提案したサツキさんであるが、少し遅れて入ってくると言っていた。恥ずかしがっていたわけではないだろうから、何か理由でもあるのだろう。


「へいへーい。やぁアレスタ、僕が体を洗ってあげようかぁい?」


「別にいいよ、近寄らないで。つーか裸で踊るなっ!」


「冗談はやめなよ、アレスタ。さすがに服を着て温泉には入らないよ。だってそれじゃ体が洗えないだろう?」


「裸はいいが踊るなっつってんだ!」


 ちょうどいい湯加減で自然に囲まれた露天風呂。これでニックさえ静かにしてくれていれば文句などなかったのだが、ハイテンションに浮かれた馬鹿を一人で相手にするのは難しい。まじめに取り合っていると頭が痛くなりかねない。ここからは意識的に無視しよう。

 しばらく温泉につかっていると、遅ればせながらサツキさんがやって来た。


「気持ちよさそうだな」


 露天風呂を眺めたサツキさんは満足そうに顔をほころばせ、裸体をさらして大きく伸びをした。まずは洗い場に向かうと、簡単に体を洗う。

 そして汚れを流し落としたところで俺の隣へと、湯の中に入ろうと足を進めた。しかし全身を沈めるには湯加減が熱かったのか、サツキさんは足だけを湯につけて、縁石の岩に腰掛けた。

 見上げるようにサツキさんの一挙手一投足を眺めていた俺は、なにもサツキさんの小柄な割には引き締まった体に見とれていたわけではない。

 そうではなく、俺が目を奪われるに足る理由が、服を脱いだサツキさんの体には存在していたのだ。


「あの、サツキさん。失礼かもしれませんが、それは?」


 胸元から下腹部まで、そして反対側の背中に至るまで、サツキさんの身体には、まがまがしく彫りこまれた赤い線が複雑に交差して走っていたのである。

 その赤く染まった線のうち一本を指でなぞりながら、サツキさんは愉快げに答える。


「ああ、これか? これは魔法封じの刻印だよ」


「魔法封じ?」


「俺は過去にとある罪を犯してしまってな。その代償として魔法を封じられてしまったのさ」


「つ、罪ですって? サツキさんが!」


 予想外の衝撃に驚いた俺は思わず目を見開く。

 しかしサツキさんは軽い口調のまま、あっけらかんとした様子で答えた。


「悪いな、アレスタ。俺が犯した罪についてだが、これは魔法の使用と一緒で、誰かに対して発言することを刻印によって封じられている。だから俺の口からは直接に過去のこと、そしてカーターのことについて詳しく教えてやることはできない」


「え、それってつまり、カーターが……その、まさか俺の父さんもサツキさんの罪に関係が?」


 悪い予感を肯定するように、サツキさんはどこか遠い目をして忠告した。


「気をつけろよ、アレスタ。お前にとっては大切な育ての親かもしれないが、あいつの本性は悪人だぜ」


 ――それは一体どういうことですか?


 そう尋ねたかったが、それを口にすることはできなかった。

 それ以上何かを知ってしまうことが、それ以上足を踏み入れてしまうことが、今の俺には少しだけ怖かった。

 それにサツキさんの言っていることがすべて本当なら、魔法封じの刻印で発言も制限されているらしい。こちらから尋ねたところで明確な答えが返ってくることはないのだろう。

 そこで俺はカーターに関することを尋ねるのはあきらめて、気晴らしに何か明るい話題でもと思ってサツキさんに語りかけようと思ったのだが……。


「ふぇっくしょん!」


 突然聞こえた無粋なくしゃみの音に驚いて、俺とサツキさんは会話を中断して、その音の発生源へと視線を向けることになった。


「やばいな、寒いな」


 そこには裸一貫、踊り疲れて浴場の床に倒れ伏すニックの姿があった。

 間違いない、手の施しようがないだろこいつ。

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