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源―噓からの旅立ち  作者: GEN
Space 1 エニシア
8/16

第八話 スライム兄弟、バブル浪者!その三

レッド&イエロー&パープル:

 「正義の使者――スライム兄弟、バブル浪者!」

 

おお、煙幕も付けてんだ、パチパチパチ。え?なぜバブル浪者?その『浪』に突っ込めば。


ポポ:

 「ぷ!」

夜(目がキラキラ):

 「おー、新しいスライムだ!」

朧:

 「おえ、しっかりしろ、今は目の前の......」

ミノリ(もっとキラキラ):

 「話せるスライムだ!興味深い!」

朧:

 「ミノリまで!?」

 

っていうが、喋れるの?このスライムたち。良かった、翻訳の必要がなくなると助かったわ。


ロボライム:

 「何が......来ても......無駄だ。いけ、わがしもべ......たち。」

朧:

 「クソ、せめてタワーに近づけば。」

イエロー:

 「へへえ、俺様の出番だな。いいなぁ、兄貴!」

レッド:

 「よい。」

イエロー:

 「はいよー、マッハに行こうぜぇ!雷の疾走ー『ビリビリ・フラッシュ』!」

 

稲妻を身に纏う、物凄く速さで戦場を駆け抜ける。その姿はまるで『閃光』のように......っていうか、なぜビリビリ?ギャップなの?


朧:

 「すっげえー、あという間に周りを抑えたとは......。」

ポポ(わくわく):

 「ぶうー!」

ミノリ:

 「はぁ~、あんなハイスピードで走り回って周囲のスライムを麻痺する何で。いけるわ、あの雷のスライムさん。」

パープル:

 「格好いいですわ、イエローちゃん!」

イエロー(自慢する):

 「ヘヘェー。」

レッド:

 「うむ、見事だ。」

 「さあ、道は開いた!人の子よ、我と共に同胞たちを解放せよう!」


朧:

 「おー、燃えてきたあ!夜、ミノリ、サポートを頼むぞう!」

夜&ミノリ(頷く):

 「任せてぇ!」

朧:

 「ポポも応援、よろしく!」

ポポ:

 「ぷうー!ぷぷぷう、ぷぷぷう。」

レッド:

 「よし、行くぞ!」

 

夜に『ワインドステップ』という速度上昇魔法を掛けられて、ミノリから煙幕玉の援護の上でレッドと共にシグナルタワーに突き込んむ。


朧:

 「これども食らえー!爆玉ーミノリスペシャル!」

レッド:

 「情熱的鼓動ー『火拳・衝炎(ひけん・しょうえん)』!」

 

ボン――!!!


ミノリ:

 「破壊出来ました。」

夜:

 「拘束装置も外した!皆、今のうちに。」

子スライム:

 「ムムー(ありがとう)!」

ポポ:

 「ぶう~!」

夜:

 「はは、どういたしまして。」


レッド:

 「例え姿が似ても、わが同胞を苦しめる事を断じて許さん。冷たく悪党よ、散る時が来た!」

ロボライム(怒り):

 「お......のれ.......おぉぉぉぉぉのれ!戦争モード、チェンジ!」

夜:

 「う......はははは、何が戦争モードだ。目が赤くなるだけじゃないか、弱い癖に偉そうに何で。ぶう~クスクス。」


 いや、あれフラグ......。


朧:

 「うわぁ、あぶなっ。なんだ今の、ビーム?」

レッド:

 「気を緩な、何が来るぞ。」

ロボライム(戦争モード):

 「貴様ら、ようくも俺様の王国を......ぶっ潰してやれぇぇぇ!」


 口調を変わってつつ流れもスルスルとは、性格が変わったのか。


朧:

 「なにそれ、ミサイル?ボスと言ってもチート過ぎない?」

ロボライム(戦争モード):

 「消え失せろ、乱れボンバー!!!」

イエロー:

 「兄貴!」

パープル:

 「お兄ちゃん!」


 ビームとミサイルの組み合わせ、狂ってと言っても弾幕が厳しい。撃てるところがよけるだけで精一杯だ......参ったなぁ、ロクな遠距離手段があまり見当たらないみたい。


ミノリ:

 「まずい、何が方法は......(キラメキ!)そうだ、夜さん、ザ・フェイクだ。」

夜:

 「え?なんに?」

ミノリ:

 「いいがら耳を貸してください......ぐにゃぐにゃぐにゃぐにゃ。」

夜:

 「おお、まかせてぇ!」

ポポ:

 「ぷう?」

レッド:

 「えぇ、手強い奴。何度か......ヤバい、よけろ?」

朧:

 「ダメ、間に合わない......うあああああ!」


イエロー:

 「まさか......。」

パープル:

 「嫌だ!」

ロボライム(戦争モード):

 「はははは、ざまあみろ。」

レッド:

 「クソ、貴様......ん?」

ロボライム(戦争モード):

 「悲しなくてよろしい、だって次はお前の......ん?俺の後ろに何が......。」

朧:

 「貼り付けっとお。」

 「あ、こんにちわ鬼だよ!そしてさよなら~!」


 ほおー、夜のザ・フェイクでやられたというカモフラージュを作って、ロボライムの油断を狙って朧は後ろ回したんだか。更に爆玉を貼って爆発させた。

 その衝撃によって支障が出来上がた。うん、いいアイデアだ、星一つを与えよ。


ロボライム(戦争モード・支障):

 「お......お......お......のれ。」

朧:

 「よーし、一発喰らさせちゃった。」

レッド(親指):

 「ナイスジョブ。」

ミノリ:

 「あそこを見て、あの傷口から垂れる物。」

朧:

 「あの黒いの......間違いないホロだ。」

夜:

 「あれがホロ?機械も影響できるの?」

朧:

 「ていうか......きたぁ!あの頃と同じ気持ちがきたぁ!」


 スピリットのスパイラルが再び右腕を纏う。


レッド:

 「(やはりが)......ふふ、こちらも見くびされるのをごめんだ。イエロー、本気でやるぞう!」

イエロー:

 「『あれ』が、あれだよね!ははは、気が湧いてきたぜぇ!」

レッド:

 「気合いを入れて......。」

レッド&イエロー:

 「連結!!!」


 炎と雷のぶちあい、異なるソウルエネルギーが絡み合ってレッドに集中しに行く。やがて、新たなる姿に成し遂げた。


ミノリ(キラキラの極み):

 「おお、おおおおお!あれは......あれは......『スピリッツシンクロ』!」

ポポ:

 「ぷう?」

ミノリ(わくわく止まらない):

 「『スピリッツシンクロ』とは二種類以上の精神力を混じ合え様々な力が生み出される特殊技。スピリッツの相性、コントロール、お互いへの信頼なんとを高みに至るしか使えません。」

 「その組み合わせの広めさ、その無限の可能性こそスピリットに秘められた輝く明星。」

 「まさかここに出会える何で、うん~~感動しましたわ。」


 簡単に言えば、相性の良さと好感度が一定値の上げたら、新しい属性や能力に成れる。

スライムの場合は幾つのフォーミュラがあります:

 火+雷=雷炎(傾きがある)

 火+水=灼

 火+岩=溶

 水+岩=粘

 水+雷=激嵐

 ......。

 具体的にはレッドを見るがいい、赤と黄色のオーラに包まれでいて目付きも鋭く。


イエロー(脱力):

 「ぷは~、後は任せたぜぇ、兄貴。」

パープル:

 「お兄ちゃん格好いい、頑張れ~!」

レッド:

 「あなたたちの思い、確かにとどていた。さあ、とどめだ!」

 「奥義――轟炎突き(ごうえんつき)!」

朧:

 「スパイラル・スマッシュ!」

 ...... ......。


ミノリ:

 「ロボライム再起不能、我々の勝利だ!」

ポポ:

 「ぷう!」

夜:

 「やだぁ!」

朧:

 「ふう、一先ず一段落......ありがっ危な......どういうつもりだ?」

レッド:

 「次はお君たちの番だ。」

ミノリ:

 「え?どうして?」

夜:

 「そうだよ、一緒に戦った仲間でしょう?」

ポポ:

 「ぷぷう?」


レッド:

 「朝、我が同胞に手を出しただろ。」

夜:

 「げ......。」

ミノリ:

 「夜さん......。」

朧:

 「あれは......その......いろいろ事情があって......。」


レッド:

 「て、同胞を助かったに免じて不問となる。要するにはその右腕。」

 「それに付いた力こそ我らの戦い相手、ライバルとしてな。」

朧:

 「あれ、まだ消えてないか。ふふ、どうやら逃れられない運命の戦いようだな。」

 「なら問答無用、かかってこい!」

レッド:

 「言わなくてもー!」


 連結状態も長く持つものではない、お互いは最後の力を込めて全力でぶちあいの結果は......。


レッド:

 「あ~りゃ~......。」

イエロー&パープル:

 「兄貴(お兄ちゃん)――!」


  華麗に飛んちゃった、残る二人の追いて行く。


ミノリ:

 「あん、勿体ない。もっと調べてくれれば。」

朧:

 「はあ、疲れた、立つ力もない。誰かおんぶしてくれないが。」

夜:

 「ふふ、ダ~メ、自分で何とかしてぇ。」

朧:

 「そんなぁ~。」

ポポ:

 「ぷうぷ(帰ろうか)。」

 ...... ......。


 そして一方の頃。


パープル:

 「大丈夫、お兄ちゃん。」

レッド:

 「だいじょっあいたたたた。大丈夫だよう、心配しないで。」

パープル:

 「ていうか、何でそうなおじさんみたいな口調で喋ったの?らしくない。」

レッド:

 「そっそれは......。」

イエロー:

 「格好付けっだろ。」

レッド:

 「うっうるさい。」


パープル:

 「これでよしっと。」

レッド:

 「うん、ありがとう。」

イエロー:

 「なあ、兄貴。あの力、やはり......。」


レッド:

 「ああ、私たちずっと探していた『ホロを完全に払う』力......。」

 「でも様子と見ると、まだ思い通りに動かせないみたい。更に高めないと......。」

イエロー:

 「うん、()()を救う為に。」


パープル:

 「そうだ、あれを救う為に。でも他人だけを頼らず、自分たちも頑張らなきゃねぇ。」

 「ほら、ご飯出来たぞう、お腹が空いたら話しにならないじゃない。どうぞ召し上がれ~。」

レッド&イエロー:

 「うえ......。」

イエロー:

 「あっあのさ兄貴、俺そちらに用事があるから、待てないで先に食べていい。」

レッド:

 「あっおま......。」

イエロー(逃げた):

 「アデュー~。」


レッド:

 「クソ、裏切り者め。」

パープル:

 「はい、召・し・上・が・れ~。」

レッド:

 「はっはい。」

 ...... ......。


解説くん:

 「そだね、毒スライムだからな。回復効果抜群と言っても毒だもんね、一時的な気絶効果も含められたらしい。」

 「くん、テストクエストも無事に終わったし、後はギルドへ戻ってクリアする......あのスライムたち、『ホロを浄化する力』を求めて一体どういう企みだろ。」

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