第六話 スライム兄弟、バブル浪者!その一
仕事の原因もその一ですけど......実はFGOに夢中して遂に......。
だからお詫びとして早めに出来たので、どうぞお楽しみに。
リリナ:
「割引なんで話になりませんよ。」
夜:
「え~嫌だもん~。長い知り合いからここは何とかして~リリナちゃん~。」
リリナ:
「冒険者になり来た以上、大人の世界に片足踏み込んだと同じ......
残酷です。」
「でも、『他道』がないとは言い切れません。」
朧&夜&ミノリ:
「『他道』!?」
ボルゴ:
「ほうー、これはこれ......嵐の前兆......か。」
リリナ:
「そ、即ち『借りる』、古い友人に免じて貴方たちに手数料一人分を貸してあげるという話も出来ます。(まぁ、実の貸し主はギルドの方から、ほん~の少しのいたずらができても越しない事だねぇ。)」
「そして、そちの看板のテストクエスト枠から一つを選んで達成して、正式な冒険者になると同時にその報酬金で払ってばいい。」
「もしできなくなったら......。」
朧&夜&ミノリ:
「なったら......。」
ポポ:
「ぷう......。」
リリナ:
「『借金』になりますよ、お気を付けてねぇ~。」
えっ......借金っだとお......何という恐ろしい恐怖をそんなノー天気な顔で喋れるの?公務員から齎された自信?侮れないわ、この女。
ちなみに、雇う関係ですので公務員と扱えられませんよ、冒険者とは。
朧:
「借金......か......多少リスクが掛かってるけど、これさえ乗り越えられないなら後は話しなしだ。」
「よし、決めた。」
リリナ:
「まいどあり~!」
いや、まいどありって。
リリナ:
「じゃ、手をここに置いてテストバッジを生成します。それを着いてクエストを受け取りなさい、もちろん借り契約書もよろしくお願いします。」
夜:
「テストバッジ?」
ミノリ:
「テストバッジとは......」
テストバッジとは正式冒険者になる為、テストクエストを行う間にその活動と結果を記録する用のアイテム。達成したら再びギルドへ戻て本当の冒険者バッジにバージョンアップにし、並べて正式な冒険者資格が与えられる。
ぶっちゃけて言えば見習いバッジっていう事。
もう、仕事を横取らないでよミノリちゃん。でもま、今回は『借金』というモンスターが追いかけくるから、さぞや『順調に』成し遂げるだろ。
な~に、ほとんど難易度のないクエストから安心安心~。
夜:
「なるほど......物知りだねミノリちゃんは。」
朧:
「オッケ、これでテストバッジも手に入れた。次は......クエスト看板とか。」
「えっど......バッジをスキャンして......あっ出た。」
ミノリ:
「へぇー、ソロクエストとチームクエストと区別されてるんだ。」
ソロ......チーム......どこで見覚えがあるような......。
朧:
「うん、うちの場合はチームだね、お前たちもバッジを。」
夜:
「どれどれ......本当に初心者向けばかり。これはどう、キノコの採収。簡単ですし遊んでクリアできると気がする。」
ポポ:
「ぷう~。」
朧:
「悪くないな、そして報酬は......えっ当然なる低いかぁ。」
「却下、この辺でなるべく高いクエストを狙うべき。」
夜&ポポ:
「何で?長い貧乏生活のせいでお小遣い欲しいなの?」
「ぷう?」
朧 (むかつく):
「......借金だよー!」
ポポ&夜:
「ぷうっ!」
「うぇ、そんなに......急いでいるでは......」
朧:
「ならお前のバッジを返せ。」
夜&ポポ:
「......ごめんなさい。」
「ぷう......。」
ミノリ:
「それにも一理、今後のことを考慮に含めば金が欲しいこそ当たり前の振る舞いと思います。」
さすか頭脳担当、話す方もレベルが違う。
朧:
「えっど、賞金手順を直して......ん?これは......スライム退治?」
夜:
「町の周りで頻繫にスライムが現れたので、ある場所のを払う......という依頼らしい。」
「依頼人は......謎のMさん?恥ずかしがり屋かしら?」
朧:
「まぁ、スライムも難しい魔物に値ないし報酬もなかなか、拒む理由はないみたい。」
「これでいいかい?」
ミノリ:
「うん(でも、スライム退治ぐらいにこの金額......ちょっと気になる)。」
夜:
「ノープロブレム。」
ポポ:
「ぶう。」
他はともかく、夜だけが何を企んでるかも。
朧:
「受け取る......っと。ほう!バッジが光っていた、これで任務進行にできるよね。」
「いざ、我らの初冒険へしゅっぱつぅー!」
ミノリ&夜&ポポ:
「おー!」
「ぶうー!」
夜:
「あっ少しトイレから、ちょっと待ててね。」
朧:
「......まだコスプレか?」
夜(遠くから):
「ザ・フェイクだー。」
朧:
「はい~はい。」
ミノリ:
「でもなぜ魔法を使うのにトイレに行かなきゃならないの?」
そりゃあもちろん、裏ワザだから他人に見られ訳には......っと言いたいですが......実は変身する時体がスルスルになれるので、未成年の方々はご両親と伴うながらご覧ください。どうぞ、よろしく。
さてっと、着替えも済んだしそろそろ目的地に進発する時だ。当然、いつもの様で。
ミノリ:
「(今回は普通の冒険装いか)。」
夜:
「ふふふふん~。」
「あらポポちゃんたら、また何か食べてたの?前も何かのどろどろが口に着いて、綺麗にしてのも苦労したわ。」
「ほら、こちおいでぇ。」
ん......よく見ればこのパーティー、アタッカー、アイテムサポーターと魔法サポーター、そして......可愛いちゃん~~!バランス......バランスあるのか?せめて回復手段でも。
朧:
「そいえば、なぜ今まで冒険者にならなかったの?そちの方がより効率的じゃない?」
ミノリ:
「それは......言い辛いだか......僕、殆どスピリットがありません。この精神力を要としての世界でエトランゼと見なされてもおかしくない話しです。」
「少しの小道具を作れるとも魔物との正面衝突は無理だ。たとえ簡単な採収任務をクリアして冒険者になたでも待てくれるのは荊の道だけ、きっとどちのパーティーでも......」
そか、だから捨てられた......のか?
朧:
「......なんか......ごめん。」
ミノリ:
「うんん、だから朧に誘われたん時、ほん~とに心の底から嬉しいと思います。」
「ありがとう、これからもよろしくお願いします。」
朧:
「おっおお。」
あれ~、突然のいい雰囲気?でも悪くない。
ポポ:
「ぷぷう。」
夜:
「あそこか、大勢の。」
ミノリ:
「確かに......結構な数を持ってるな。」
朧:
「よーし、張り切っていき......おっおぇー。」
夜:
「ただいまー!」
って、ハイスピードで魔物の群れに身を投げた夜はスライムにきゅう~~と頬すりすり、幸せそうに。そか、これこそ真の目的。
朧:
「早く離れろ、悪い癖も場所を選んでなさい。」
ミノリ:
「それに、スライムさんも困ってる様な。」
困る?え~、もちろん困りますよ。だて、この世界のスライムは『感情』を持っている。『?』とか『!』とか体で表示するだけでなく、ちゃんと怒り、苦し、喜びという表情を顔に浮かぶことができる。
もちのろん、困りでも。
あれ!吞まれちゃうじゃない?
朧:
「くそ、ぬぬぬぬぬんーぷあ、早く手を......ん?うわぁぁぁぁ!ぐぅぅぅぅぅ!」
ポポ:
「ぶう!」
ミノリ:
「ヤバい、朧まで......ここは何が......」
「あ、魔物避けの粉+スライム嫌いのカラシ......よし出来た、名付けて『モンスター払い玉・スライムバージョン』。」
「これでも喰らえぇぇぇぇぇ!」
払い玉が爆発して、粉を吸い込んむスライムは辛い顔で転んで散れた。ていうが、スライムも好き嫌いがあるの?
夜:
「ふぅーふぅー、助かったよミちゃん。」
朧(疲れたて怒る):
「お前、いつだってトラブルが出ないと気が済まないか?」
夜:
「だて、ふわふわって可愛いだもん。」
朧:
「はぁ~、残りのも少ない、今度こそ張り切って行きましょう。」
所詮スライムくらいなもんだ、数でもなければ話しにならん。
朧:
「最後の二匹、さっさと片付けて......」
ミノリ:
「夜さん、何をしている?」
朧(怒り限界):
「おぇ、何で阻むのちゃんと説明して貰おうか。」
ポポ(震える):
「ぷうぅぅぅぅ。」
...... ......
解説くん:
「ありゃ、これは困ったな。さすかに子スライムとはいえ、これ以上怒らせるなら誰にも助けてくれないよ、夜。」
「では、今度はこれで......ん?あらすじに添えた『転生された世界』だて?それはSpace 1の末で分からせるから、いましばらく......。」
少し文字数を消したらどう?長すぎないし、時間も......。