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源―噓からの旅立ち  作者: GEN
Space 1 エニシア
2/16

第二話 よーし!さっそく初の冒険仲だ!いや待て、えー!

 オーケー、過去に別れを告げたから冒険の道に踏み出したお二人ちゃんに先ずは......初の目的地......ということが?ん......?やはり、我らの主人公専属のセーフポイント、長年関わっている場所――『セクル』の町だ!でもそれ、本当にひきこもりの卒業と言われるのか?

 まっ初心者だし、主人公だし(子供だし)、慣れる場所からも一種のチート手段と呼んでくれでいい。よし、おしゃべりはこの辺で。あそこの様子を見てみよう、何と言ってもたくさん世話が掛けられました道だし、そろそろ着いたは......ず......


ポポ(楽しいー!):

「ぷうー!ぷうー!」

 あはは、ポポちゃんだら、いつでもどこでも遊んでくれるは。その辺にって我らの朧の方がもっと大人らしい......ダメだ、こいつら。

 不本意ですが、もうちょっと皆さんの時間を頂きさせてお願いいたします。じゃ次はポポの種族――『ゴルバット』について話しをしましょう。


 『ゴルバット』とはこの大陸でよくあるイノシシの魔物っとの種族名。その家族制と雑食性によって獲物の事にあまり拘りしていない、食えるものならとりあいず食ってみよっと。(もちのろん、ポポと同じ食いしん坊。)大陸中での数が多くて分布も広い、あちこち良く見慣れる魔物だ。

 家畜の豚より数倍の大きさを持って全身の毛も硬くて鋭い。特にその口元に生えるダブルファング、遠い目でもその圧迫力は半端じゃない。

 更に、脂もたくさん分泌され皮と毛に付けている。その為、ある程度の狭い場所での捕食も可能になる。ちなみに、結構温和な根柄の持ち主だから馬鹿な事されないならわざわざ襲って来ないよ!気を付けて。


 ん?家族制って何?まぁ、家族制は家族制だよ!その文字通り家族で活動すること、親と子供若干、親は狩ると子育て役。でも、子供は一定的に成長したら必ず追い出されること......

 とりあいず、ゴルバットとは脂まみれになった接近戦用タンクみたいなもの。パワーの代わりに頭の回りが遅くて、い·た·ず·ら·されやすいっあっ痛い......


ポポ(怒る):

「ぷっぷ!」

 あはは、悪い悪い、ポポがいるの事を忘れちっまた。でも魔物とはいえ......ずっと小っちゃくない、ポポは。例え生まればかりの子イノシシでもその倍の大きさがある。食量も全然減らないのに何で成長が出て来ないの?もふもふでかわいいのせいか?


  それに毛が鮮やかくて柔らかい、脂の分泌も程々になっているからとってもすやすやな感じ。

 ファングも短くてまるまる、何の攻撃力も持っていないと見える。ちなみにその手応えもマッサージレベル、触るでも触られるでも癒しが身に纏うよ!

 どちらかというと、最も目立つのは......その前髪だ。いつでもゆらゆらって、アイデンティティでもモエポイントとして人々に好かれてる。

 お―え!お―え!お前ら、まだ遊びきれないの?時間稼ぎも十分だろ?そのままじゃ嫌でもお約束が来るよ!その、予想外のないなら意外が振る舞って来る。


???:

「わぁー!誰か、誰か助けてー!」

朧:

「ん?誰か助けを......この辺りはず。いくぞう、ポポ」

ポポ:

「ぷっう」

 は~~!ようやく話が進めできるだよなあ、じゃこちらも後ろに。


朧:

「あっ見えた、そこだ。う......なんだ......ありゃ」

 場所に着いたら、あまりにも見たことのない不気味な光景が瞳に押し込んでいる。二人.....いや......二つの人型の様な何が地に転んでマントと兜を被っている人を襲って行く。

 全身漆黒にドロドロで顔も耳型なもの以外付いていないの真っ黒、黒い泥の様な物がどんどん垂れてくる。強いて言えば......あっそそ、コナンでよく出た黒ちゃんっていうい事。

 まずい、襲われちゃう......


朧:

「はぁー!」

 当たられた寸前に右腕のアームで黒いてを弾ける朧はその勢いで前に一つのストライクパンチを叩き込んむ、あっさりと黒泥を吹き飛で散り消した。残りの一つも同じ。

 うちのポポも......

ポポ(ビビてる):

「ぶぅ~~」

 ダメみたい......そもそも可愛いちゃんの戦力なんど期待しておりませんから、構いませんねぇ。

朧:

「大丈夫か?危ないから早く隠れて、後は任せておけ。」

兜:

「あっありがとうございます。」

朧:

「(ひぁー!俺かっこいい!ずっとして見てかった。さすかにすげぇなぁ、このアーム)」


”()”されたのは人物の心音と申します、これからもこうさせて頂きます。

話の間、深い所に潜んでいるあの大きさ奴がぐるぐると音を吐き出し始めて、あっという間に約一○匹の先の子分を分裂する行いを果たした。

朧:

「う!この数......」

兜:

「......任せてって......いい?」

朧:

「ぜん......全然いいよ、こ......このぐらい」

 さすかにきついなぁ、これ。動きが鈍いというでも、いきなり同時にこの数の相手になるなんって、長年モントに『訓練』された事があっても無理だ。

 四五匹を倒したって身体の応えが出てきた、アームを使て攻撃を防げている隙間に一つの黒手が朧の左脇を狙ってかかってくる。


朧:

「ヤバいっ間に合わない......」

兜:

「だっダメー!」

 危機一髪の時点で先に襲い掛かされた人は革袋から玉の様なものを引き出してモンスターの群れに投げ込んむ。玉はモンスターと朧の間爆裂し物凄く大きな音を解き放した。

 ほ~~!これは効いているなぁ!凄いのを食らった黒泥たちは地に転んで人の姿さえ維持でいなくなる無力化状態にはまり込まれている。朧のことなら......無事になさそうですねぇ、大きい声で耳鳴りと共に頭もくらくらする。


朧:

「何あれ、耳がっ痛い......でも助かったは、早目に危ないところになちっまた。サンキュー!」

兜:

「うっうん、どういたしまして。」

朧:

「さぁーて、次は貴様の番だ奥の臆病者!どうやらも打つ手がないようだな、引導を渡してやる。」

 

このっバカ、なぜフラグ的な真似をするの?

 ほらほらほら、はっきり怒ってっる叫んでっると見えるわ。腹の所からでっけい口が裂けていて、周りの再起不能のまぬけたちを吸い込んみつつ危険な光を放って続ける。

 これは......『チャージアッタク』!!!


兜:

「あわわわわわわ......」

ポポ:

「ぷうううううう......」

朧:

「ヤバいヤバいヤバい、まじヤバい!あれを直接食らったら必ず死ぬ、アームでも完璧に防ぐ保証がない。周り堅そうな物も見えないし、いきなりバッドエンドなの?勘弁しろよ!」

 

分かったら以後は気を付けてなさい、その口。安心して、お前は主人公だろ。開編はかりのに主人公が終わりを向かうなんで、そういう物語あるか?(いやちょっと待て、異世界転生っとやらか。結構あるねぇ!)

 ほら見て、右腕もう光っているよ!


ポポ(目はキラキラしている):

「ぷう~~!」

朧:

「これは......なんか分かる......」

光を答えるように目を閉じて、導かれるままに己の『スピリット』を右腕に注ぎ込む。拳先から流れ出している風が右腕に登りつつ纏う、猛烈にして行く。やがて小さな嵐の様なスパイラルになり果たした。

 どうだ皆さん、このシチュエーション見覚えがある?そう、歯に歯を、目に目を。向こうはその気があれば、こちらも答えなきゃ!

 時は満ちた、さっ『チャージアッタク』の名も元に、いざ尋常に――勝負!いけぇー!朧ー!


朧:

「はあああああ――!」

 ―― ――

兜:

「かっ勝ったの?勝ったー!」

ポポ:

「ぶうー!」

兜:

「ん?!どうしたあんた、しっかりっしっかりしなさい......」

 やはりか......いきなりスターダストガーディアンの力を使うと......精神力の消耗は激しすぎるということか。

 でももう心配不要、敵はも先の一撃で綺麗になちっまた。ゆっくりと眠るがいい。

 ...... ......


ポポ(心配そう):

「ぷっぷぷ!」

兜:

「あっ目覚めた、今はどう?体の具合が大丈夫?」

朧:

「うっ、もう夕日?俺は......気絶したのか?あっ敵は......もう......」

兜:

「あっあの?僕の顔に何が付いていますのか?」

 

無理、無理だ目を移るなんで。だて目に映っているのは一つの汚りたりとも染まること許しあげません銀白のショートヘア、柔らかくてなびかせている。刻んされた紫色の瞳はその小っちゃくでも弱気のない顔にアメジストにも負けない輝きを捧げる。まるで純潔の絵巻。

 この俺さまさえも目を逸らすこと出来ない。


朧:

「あっあっはは、すまんすまん。目覚めたらあまりにも綺麗な女の子を目の前にいるから、それに膝枕なんで......つい見惚れちっまた。迷惑をかけたならごめんな。」

兜:

「いっいえ、こちらこそ、先助けてくれてありがとうございました。僕、『ミノリ』と申します、どうぞよろしくお願いいたします。」

朧:

「あははは、じゃ俺たちも。初めましてミノリ、俺は朧。そしてこちらは俺の幼馴染のポポ、よろしくなぁ」

ポポ:

「ぷうぷう~~!」


ミノリ:

「こんにちわ朧さん、ポポさん。あの......ちょっと言い辛いですが......」

朧:

「なに?」

ミノリ:

「実は......僕、男なんの.....」

朧:

「......えぇぇぇぇー!」

ポポ:

「......ぷぅぅぅぅー!」

 ...... ......


解説くん:

「えー!いっいや......あのっ......うっんっっ、いや~~なんなに可憐な顔なのに男の子なんっで(がっかりしたわ)。まっとはいえ、無事に初陣を勝ち抜けた事だ、めでたしめでたし。でも......戦いが終わった後、一つ黄金色の気配が腕輪に流れ込んだ事を......誰も気づいていないみたい」

 ...... ......


???:

「これは......耳?ふん、面白い......」

お待たせしました、第二話も楽しんでくださいねぇ!!(^^)!

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