第一話 胎記?ひきこもりちゃんの冒険だ!
『エニシア』、それはこの『イスワリ』大陸東南部にある森林地帯。山と川が入り組んで出来た生態系は自然資源がとても豊かなので、そこで生息している生命に良い生き場を用意しました。もちろん、我らの主人公の住む町『セクル』もそちの一員なの。え?主人公は何処にいると聞いた?ほら、そちの丘でごろごろしているのはあいつだ。ちなみに今はもうお夕食の時間なんです。
???:
「おぉ~~え!おぉ~~え!早く起きろ、お日様が尻をたたくに来ちゃっうぞう!...そろそろ始めましょうが。おぉ~~え!おぉ~~......ぶう、ぶぶう......」
少年:
「うん~~ポポお早う!もう朝......うわ―!マジか、もうこんな時間?早く帰るべきだ、さもなきゃ爺さんが.....うんう。でも、これは一体なんだろう?胎記と言われたけど、なんか違うかも。」
少年は空に向けて両手を伸びる、視線がどんどん左手首における妙な紋様に固めてぼんやりしました。物分かり頃から何度もそうしましたけど、故も分からない。そう思い込んでいる時、紋様は突然明かして、鮮やかな光が放され混ぜ合わせて徐々一つの腕輪に化けた。金色で、その紋様もそのまま刻んされでいた。多分......痣のバージョンアップみたいなものかもしれません。うん、きっとそうなんです。えへへ~!
少年:
「こっこれは......あっ痛い!そうだねぇ、こうする場合じゃない。ほら、走るぞうポポ。」
ポポ:
「ぶぶう~~!」
少年:
「あっ、早めに忘れてしまうところだった。初めまして皆さま、『朧』と申します。男、十六歳未婚、黒髪黒瞳、外見良い悪癖なし!今、爺さんと一緒にセクル辺りの森で暮らしている。どうぞこれかはよろしくお願いし...あっ痛ったた。」
ポポ(怒る):
「ぶう!」
朧:
「あっはは、ごめんごめん。こちらは『ポポ』、『ゴルバット』という種族の子イノシシ。もちろん、俺の幼馴染にかねて大親友を務めてものの一緒に暮らすことになりました。まぁ、むだ話はまずその辺に置いて、速く、速く急ぎなきゃ......」
こうして、夕陽の見守りのままで二人...いえ、二匹というべきがの姿がどんどん遠くへ、どんどん見えなくなった。風が通りすがって、何もかも相変わらずのまま静かに、穏やかに。
殆ど空が星々に取って代わた時に、こいつらはギリギリで『モント』爺さんとの暮らす家に戻ってきた。
それは山の中腹に石と木材で築いた建物、こぢんまりとした二層デザイン。第一層は三人の部屋とリビング、二層なら倉庫と扱いされた模様、同時に朧の『秘密基地』でもあります。爺さんか職人の原因かもしれませんが、家の内装は贅沢とは言えませけど、何の不便などなく結構居心地のいいにされましたねぇ。曰く『スズメは小さくても内臓がそろっている』ということじゃん~!
家の前に畑がある、自食のために野菜を植える。後ろは石の竃、そこで爺さんが食事を用意している。まぁ、あの二人も時々『手伝う』に来たけど。近い場所のある小さい洞窟は爺さんに工房に改造され、注文を作る用にされたんだ。それも家族の大事な収入源となります。
ドアの前に迎えておるのはしわだらけな頑丈な顔、厳しい瞳でただいま戻った二人ちゅんを睨んでいる。
朧:
「あ...あのな爺さん、ちょっと...言い訳って...いえ、説明を...」
朧はなんどか誤魔化そうをする時、左手に付けるその腕輪を見たモント爺さんは更に眉をしかめる。二人ちゅんもそれにびっくりして話しも動きも出てこなかった。
モント:
「手を洗ったらご飯を......」
寒い空気はあまり長くではありません。爺さんはその強い顔をしめて、せめて食事のことを許しくれた。二人ももう少し状況を見て、『安全』ということを確認したらささとご飯を始めた。
朧:
「あ...あのねぇ爺さん、実は......」
モント:
「片付けた後工房に行って来い。」
一言を残した後、モント爺さんは立ち去って工房の所に向かっていく。晩ご飯の食卓はとても静かくて、いつでも賑やかしてくれたポポでも空気を盛り上がそうの気も出てくれません、ただ目の前の物に集中するだけ。でも怖いより疑惑と理解不能の方は多い。
これ一体どんなんただろうが、いつものキャラじゃないわ爺さんはが。それでさすかに気になるわ、あの表情。
朧:
「ううん、やめたやめた、考え込みなんで無理だわ俺にとって。やはり正面突破の方か向いているわ俺、まっどうせ初めてではあるまいし。そうだろう、ポポ!」
ポポ(無言な顔):
「ぶう......」
よし、頬っぺを叩いて気分を整えて、その工房へ『行こう』!ポポも頭を強くぶらぶらしたら朧の傍に付いて、どうやら、もう決意したなぁ!いや......多分......諦めたかも......。
ダン——!ダン——!ツ——!
鉄の打つ声...虫の鳴き声...ともに備えてこの夜に別様な静かを添えた。
モント:
「ほら、かくれんぼは辞めろ、入って良い」
話しながら手元の仕事を止めて、三人で火を囲んで座る。ポポがうつ伏せでいる草も柔らかくて、ちゃんと手配されたみたいなぁ。
静かな時間は少し続いていて、朧が何を言いたいうちに......
モント:
「十六......十六年前のある冬の夜......『ミア』がここに来た」
朧:
「ミア?まさか、お母ちゃんのこと?」
モント:
「うん......あの時ミアはなんか慌てているみたい。まだ赤ちゃんのあんたをわしに頼んで、『”あの”の時がくるまでどうかよろしくお願いします』という話しと『ある』物が残され、ささと離れた。」
朧:
「『あの』の時と......『ある』物?」
モント:
「『あの』とは......たぶんその腕輪のことじゃ、それを見た時なんかわかる。そしてこれは.......その『ある』物。」
鍛冶炉の後ろからある厳密に包まれた品物が取られた。
それを開けたら、目に映るのは......右腕用の......アーム?そうみたい物が出てきた。七つの星渦がそれに登って繋がってユニークな画面を作り上げた。あまり年月の痕跡が感じられなくので、どうやらちゃんと丁寧に保存されたようだな。うん......何というか......これ、格好良くない?
朧:
「おー!これは......」
ポポ:
「ぶうー!」
モント:
「はぁ~~!あの子だら、相変わらず迷惑を掛けないと気が済まないなぁ。昔からよくわしの所に来たんじゃ、何処かで掴んだ虫や動物と共に畑をめちゃくちゃしたり、工房であちこち遊び周しだり。そう、お前と比べでもなんの不足もないじゃん、あのガキ。本当に迷惑だったなぁ~あの頃。本当に......迷惑......」
アームを撫でて昔話を語る爺さんの顔にいつの間にか微笑みが浮かんでいた。無理もないは、森の中で一人暮らしのお年寄りにとってこんな『うるさい』の子バカがいるなんで、とても得難い慰めだ。
モント:
「あ~あぁ!また長話しを......年を取ったらなぁ......ほら、ついてみて。」
爺さんから取ったこのアームはなんか命あるみたいに自動的に朧の腕を包んで、微調整していて、やがて右腕を丸覆ってオーダーメイドの様になりました。
朧:
「これは......母ちゃんが残った物?この気持ち......不思議だ、まるで体の一部みたい、とても親切であったかい~!他には......何らかに引っ張ってる感じ......」
モント:
「......引っ張ってる......か?......はははは!きっとまた、お前をこいしがっているだなぁ、ミアのこと。なはははは!」
おー!きたきたぁー!モント爺の得意技『なんとか笑声で気分転換』!まぁ、ほとんど気まずくて無理やりに気分転換されるだけ。
朧:
「あはは......あそうだ爺さん、あの時一体何があた?トラブルに巻き込まれたのか、母ちゃんが?」
モント:
「ん......わしも良く分からない。ある宗教集団と関われたと聞いたけど......他とは......ま、何十年もここで暮らしているだし、全然のひきこもりじゃんわしは。なはははは!」
「でも先、何らかに引っ張ってる感じと言いたんだなぁ。ミアに残された物だし、きっと手掛かりがそれにある。だからさ、お前もささとひきこもりちゃんから卒業して自らの冒険を始めよう!という話しじゃん。」
ポポ(ちょっと落ち込んで):
「ぶう......」
笑声というカモフラージュがあるとも分かる、そこにいる三人が分かる。爺さんずっとこの時を待っているでもそう待ってたくない事。
朧:
「なぁ爺さん、もう一度救世主の話をしよう。魔神戦争時代でこの大陸に救済を恵まれたなの伝説の救世主『真』の事」
ポポ(わくわく):
「ぶうぶうー!」
モント:
「あはははは!よほどあいつのこと好きになちっまたなぁ、お前ら。しょうがない、じゃ......」
というか凄いねぇ爺さんの物語は、それを聞くとまるでその場に身を置いてるという実感がどんどん湧いてくる。でもなんか、一つ気づきにくい悲しさが混ぜされていて。
モント:
「さいごはねぇ......ん?あはは、もう寝ちまったのか、だからまだ子供じゃん......ほら、帰るぞう~しっかり掴んでなぁ。」
夜空を被って家に向かっていく、優しく抱きしめられたこの二匹ちゅんもまだ夢の中。その胸に載せられたのは世の一番の『宝物』。
...... ......
???:
「おやおやー?お別れも済んだみたい、ん?また少しなのか?でも、朝は決定事項だよ~!おーーい!起きる時間だ、お日様はも出勤したぞう!おーーい!おーーい......」
朧:
「ううん~~、もう朝?いろいろ出来ましたなぁ昨日、腕輪、アームそして母ちゃんの事も......。アームと母ちゃんならなんどか分かったけど......この腕輪だけ全然ダメ。そして......あの声は......」
ポポ:
「ぷぷう!」
朧:
「あっお早うポポ、ご飯もできたか、じゃ行こう。」
「あれ?爺さんは?たぶん仕事なのか、これは......まったく、クソじじが......」
ポポ(落ち込んで):
「ぷう......」
机の上に置くかきつきを読んだら、心の壁がそろそろ持たなくとなりそうた。涙が......止まらない......。
朧:
「う~~ん!やはり朝の空気は最高だ!じゃ、行くよポポ、俺たちの冒険を!」
ポポ:
「ぷうー!」
荷物を揃った後、腰(頭)を低くして十六年と一緒に過ごしたこの家にちゃんと『さよなら』を......
そして朝日が大通りを撫でいて、雲雀が唱えていて、共に二人ちゅんの旅に祝福を。
「ごめんねごめんね、最後まで騙してごめんね......これからの道はきっと過酷な物になるでしょうか。たとえ噓まみれな世界でもどうか、どうか悲しまないで、絶望しないで、逃げ......ないで......ちゃんと傍にいることを気を付けるべきだ。きっとあそこにあなただけの『真実』があると心の底から信じています......どうか、星々の加護があらんこと......」
...... ......
(解説くん):
「こうして、おひきこもりちゃんたちの冒険譚はいよいよ幕を上げたんだ。うん~~!めでたしめでたし!まぁ、いろんな問題が残されましたね。腕輪、アーム、お母さんと......謎の声?でも、これは果たして『冒険』と呼ばれるべきが?]
[あっアームに名付けしないと。うん......七つの星渦が......じゃん『スターダストガーディアン』ってどう、格好いいでしょう。じゃ改めましてこの物語の解説担当の解説くんと申します、作者の手が詰まている場合俺の出番もありますよ!どうぞこれからもよろしく頼むぞう!」
!(^^)!丸新人のほやほやな第一作、どうぞよろしくお願いいたします。!(^^)!