最強魔王は最弱魔王!?
初心者でグダグダなところもありますが、できればスルーで
第1話 深遠なる闇と心
長年戦い続けた人間対魔族、
勇者、魔王を筆頭に沢山の血が流れる争い。
誰もこの戦いを終わらせる方法をしらなかった。
いや、知っていながらあえて触れなかったのだろう。
誰もが怨念と後悔の渦潮に飲まれていた。
だが、その戦いに終止符を打ったのは魔王であった
勇者と魔王は数百年の戦いをえて疲労困憊であった。
しかし、人間と魔族の戦いは意外な形で終わることとなる…
それは、
「勇者様、今魔王が亡くなりました、」
従者の報告には平坦な口調でありながらどこか喜色が含まれていた。
「ああ、そうみたいだね」
勇者は呆然と呟く、
そう、何百年と続いた戦争は魔王の寿命により終わりを遂げた。
「あっけないな…魔王…」
「勇者様?」
勇者は窓から遠くを見つめる
その目はさみしそうだった。
「いや、何でもないよ」
魔王とはまたいつか会う気がするな…
魔王もしまた会う日があるのならその時は酒を酌み交わししたいものだ。
第二話目覚め
暗く深い闇、まるで深海を漂う小さなもずくのような感覚。
ここは?どこだ?我は…死んだはずだ…。
この感覚はまるで魔力を使いきった感覚。
お…う…さ…ま…
お…きて…
微かに聞こえる我を呼ぶ声、
「魔王様!!」
「うわわわー!!」
耳元で聞こえる声で飛び起きる。
「あ、起きた…」
「あ、起きたではない!!」
ぼんやりとしていた意識に飛び込んできたのは一人のエルフだった。
え、誰だ、
この時はだれも考えていなかった、
この二人の出会いが新たな伝説を生むなんて...
この作品は妄想を書き連ねているのです