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お前らは本当の先生を知らない  作者: 糸こんにゃくん
1/1

お前らは本当の先生の顔を知らない

書きたくなったものを書いた、以上。


ヒロイン(教師)マッマを目指します

全力で成人男性(美形)におぎゃりたくて書きました

不定期更新だからヨロチク!


残念!私は男だよ!腐男子ではないよ!多分!まだ腐ってないはず!


放課後の教室。

そこには一人の生徒と教師がいる

一人は教卓の前の席に、もう一人は教卓に。



「先生、なんで本当のことを言わないんすか?バカにされて辛くないんすか?」


「あはは…。まぁ、いいんじゃないかな?僕は実際大したことしてないし彼らがそう思うのも当然のことだと思うよ?僕自身そんなに気にしてないしね」


「”そんなに”ってことは少しは気にしてるってことじゃないんですか?」


「あはは、細かいなぁ。そんなに細かいことにうるさいと女の子に嫌われちゃうよ?」


「別に女と仲良くなんてなりたくないっすよ。めんどくさいだけでしょ」


「えー?卓也<たくや>くんも青春してみなよ、楽しいかもよ?」


「女とつるむだけが青春じゃないでしょ」


「じゃあ卓也くんにとって何が青春なの?」



教師は背が高く、髪が肩より下まで伸びており前髪のせいで目が隠れてしまっている


生徒のほうは髪を明るく染めて横を刈り上げているが、気だるげな雰囲気を纏っている


この二人だけしかいない夕日の光が窓から入ってきている少し幻想的な風景。

一人は見た目根暗教師。もう一人は高校デビュー失敗しちゃった系男子。

なんとも言えない組み合わせだが二人の間にある空気はほんの少しばかり暖かいものだ



「そうっすねぇ、とりあえず先生のその学校ではだらしない恰好をしているのをやめさせることですかね」


「そ、それは青春なのかなぁ?…気持ちはありがたいけど僕はこの状態が一番だと思ってるから。別に気にしなくていいよ」


「…まぁ、先生がそういうなら別に…いい…ですけど」


「大丈夫だって、別に生徒にいじめられるワケでもないしね」


「いやでも結構ひどいっすよ?根暗コミュ障の童貞野郎とか骨なしチキンとかストレートワカメとか詐欺に引っ掛かりやすそうとか言われてますよ?」


「ええぇ…。僕そんなこと言われてたの…。いやぁ、卓也くんに直接言われるとちょっとくるものがあるね…あはは」


「いや、俺は全然思ってないっすよ!?先生根暗でもコミュ障でもないし、先生絶対モテるから童貞なわけないでしょうしね」


「い、いやぁ、結構あってると思うんだけどなぁ…」


「というかマジなんなんすかあいつら、先生の本当の顔見たことない癖にブスとか言いやがって。

てめぇのほうがブスなんだよ」


「こらこら、そんなこと言っちゃダメだよ?そういうのは心の中で言うもんだから」


「…否定はしないんすね」


「まあ、卓也くんの思ったことに口出しする気はないしね」


「というかその悪口の内容のあってるとこってなんなんすか?」


「えぇ…、それ聞いちゃうの?…まぁいいけど」


長髪の教師が照れくさそうに俯きながらボソボソと言う


「…僕、童貞なんだよ」


「は?いやいやいやいや、その顔で何言ってるんすか?全然説得力ないんすけど、皆無なんすけど」


「い、いやホント。生まれてこの方女の人とそういうことしたことないんだよね。あはは」


教師は茶化すように笑う

長髪のせいで顔が隠れてほとんど見えない状態であるため表情を窺うのも難しい


「いや、だって」


生徒が席から立つと教師の方へと詰め寄る


「髪どけたら…」


そして一気に教師の髪を横にずらす


「この美男フェイスですよ!?」


教師の髪の奥からでてきた顔は多少童顔でありながらイケメンといえるであろう綺麗な顔だった


「あはは、なんだい美男フェイスって」


「ていうか先生髪さらっさらすね。ずっと触ってられますよ」


「そう?じゃなくて、近いしちょっと離れない?、ちょっと先生恥ずかしいから、ね?」


「別に恥ずかしがる必要なくないすか?だって男同士っすよ?」


言うのが遅いしもう最初からわかってただろうが一応。

この教師と生徒は男である。


「いやいや、恥ずかしいとかも人それぞれだからね?ほら早く離れた離れた」


「先生その顔だしたらあいつら見直しますよ絶対」


「いやぁ、別にいいって、しつこい男は嫌われるよ?…先生は卓也くんにだけ見てもらえたら十分だしね。他の人に見られたいとかも思わないし」


「なんかそれ告白みたいっすね。正直ドキッときましたっす」


「コッ告白っ!!?あ、あはは!そうかな?特に意識して言ったわけじゃないから…

考えてみると自分でもビックリだよ」


うんうんと一人頷きながら少し頬を赤くしてしまっている教師


「でもなんか嬉しいっす」


「そ、そうかな?な、ならいいや。…ほら、もう下校時間だし帰りなさい」


「はーい、あ、そうだ」


「ん?どうしたの?」


「また先生の家行ってもいいすか?」


「え、別にいいけど…何か相談事?」


「いえ…、あ、そっす。ちょっと相談したいことがあって」


「うーん、わかった。じゃあこのまま一緒に行く?」


「はい、そうします」


「じゃ、行こっか」










イチャイチャするのはまだ先の話…


はやくイチャイチャしてぇ~、おぎゃりてぇ~

クソねみぃ~

深夜テンションfoooooooo!!


読んでくださってありがとうございます。

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