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螺旋の輪廻  作者: 才
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02

目が覚めた。



おはようございます。


今日の天気をお伝えします。


今日は晴れ時々曇り。所によっては、テキゲキサンクラが降るでしょう。


最高気温は58℃。最低気温は零下256℃となります。


生身の方は防護服を忘れないようにしましょう。



起きた。


今日も仕事だ。とてつもなく憂鬱だ。

何が悲しくて会社に出勤しなければならないのか。

いつもの通りの電脳空間でいいんじゃないのか。

何で外に出なければいけないのか。

理解出来ない。


しかも、今日はテキゲキサンクラが降るという。

先週はランデルブアリが降ったらしいし、最近の天気は異常じゃないのか。


スーツの上から防護服を着る。


うん。今日もいい天気だ。


さて、曇る前に会社に着けばいいのだが。


おはようございます。


隣の林田さんに挨拶する。


『おはよう。高崎さん。今日はお出かけ?生身だと防護服は大変ねぇ。

斜向いの海沢さんの息子さんは先週乗り替えたらしいわよ。

もう防護服とはおさらばだーって喜んでたって』


そうなんですか。でも、俺はまだ生身の身体も捨てがたいので暫くは防護服を着続けますよ。


林田さんと別れ、会社までの道を急ぐ。


ヤバイ。雲が出てきた。


雲は嫌いだ。

重金属雲にメラジュミン光が遮られると何も見えなくなるのだ。


ん?


雲の中が何かが一瞬光った。


あ。


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