表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩、あるいは詞

嵐の夜

作者: 志賀飛介

春の嵐が吹くから今日はお家へお帰り

答えはきっと手の届かない場所

君の見方は誰一人いない

君は世界に一人だけ、僕と同じ


だけど君がもしその気なら探してみて

僕には見えない何かが見えるかも


この世には君を騙す悪魔が溢れている

もしかしたら僕もその一人か

嵐に立ち向かうなら僕の所に寄って

止めはしない、ただ

雨具ぐらいは用意できるから


春の嵐に怯えて僕は部屋に籠もった

答えは風の中だと諦めた

君の見方は大方正しい

僕の世界は一人だけ、臆病者ってこと




どう どう どう どう

風が鳴る夜




「好奇心と恐怖心があればそれでいい」

君の言葉をふと思い出す

肌寒い夜にはコーヒー淹れて

僕は世界に一人だけ、君と同じ


嵐の夜が更けていく


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ