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チートレス転生者の冒険記 ~力なき異世界転生~  作者: 沼米 さくら
素材集め編・起――こうして俺はダンジョンに行くことになった。
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到着

「疲れた~」

一日目も終わろうとしている。

用意しておいた火種に火発生魔法(ファイア)をかけ、キャンプにする。

鉄板に魔獣肉を置き、ステーキにして食べた。

今日の戦績は、ウルヴェン2体とスライム3体である。

手に入ったものは、魔獣の骨が4つ、魔獣肉が数個。それと、数Gの金貨である。

肉は、食べる分を抜いてもいくつかあまったので、向こうで売ることにしよう。

そして、魔獣が集まってくる可能性を少しでも減らすために火を消して、翌日に備えた。

持ってきた寝袋に入り就寝。寝て、少しでも魔力を回復させることにしよう。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


二日目、三日目も何も無く、ただ何も無い街道をひたすら歩いて、たまに魔獣を倒しつつ、すれ違うリザードマンに挨拶をしながら、隣の村に向かった。

夜は、草原の風を感じながらキャンプをし、その日の戦績を確認してから食事して、就寝。

ゆっくりとマイペースで旅は進んだ。

そして、四日目。

「着いた!」

ダンジョン前の村、アレー。

エンテよりも田舎なのだろう。ところどころに畑があり、建物もそんなに多くは無く、人ごみもあまり無い。

しかし、さすがはダンジョンの前といったところか。中心部には宿屋が数件あり、武器屋や防具屋の品揃えも多い。

そして、当然だが、冒険者も多くいた。

宿屋には、いくつかの部屋があり、ひとつのパーティーで一つか二つの部屋を使っていた。一人で来る人は少なかったらしく、宿屋の人に驚かれた。また、部屋も数人で使うことを想定されたつくりになっているので、広くて、快適に使えた。

冒険者ギルドと酒場はあったが、別の建物になっていた。ギルドに行って肉などを売り、お金を得てから、酒場で夕食を食べる。

ここは農業が盛んな地域らしく、野菜中心のメニューが多かった。

俺は、その中からサラダとスープ、パンを選び、食した。

スープはコンソメ味のさらさらしたスープだ。美味かった。

冒険者たちに絡まれることも無く、その日は久々の布団の感触に包まれて眠ったのだった。




次回より、19時に投稿とさせていただきます。

更新がんばります!

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