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私たちの恋愛  作者: 彩香
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2人の出会い

慎二と出会ったのはちょうど9年前、高校生時。

中学生の頃の私はやんちゃでまともに授業も受けていなかった。

暇さえあればコンビニ行きたばこを吸ったりしてよく警察に追われていた。

そうそうこんな時もあった。中学3年生の時にわざわざ自転車を3階に運び3年生の教室の前を2人乗りをして通って遊んでいたこともあった。今思うと馬鹿なことをしていたと思う。

こんな馬鹿げたことをしていたため私立の高校しか受験できなった。

受験した高校は名前さえ書けば合格すると言われていたぐらいだった。

私は受かりこの高校に通うことになった。

担任になった教師は熱血教師で声もデカくて

ただただ、うざいとしか思えなかった。

そして、何ヶ月か経ち、私は学校にもなれて友達も出来た。

よくクラスで席替えをしたが慎二と隣になることもなかったためしゃべる機会がなかったが、

慎二はクラスの中では有名だった。

理由は慎二は毎回クラスの中で成績トップで学年でもいつも上位にいたからである。

テストではほぼ満点に近い点数をとっていた。

みんなは不思議に思っていた。

頭がいい人が何故こんな、高校を受験したのかと。

私も不思議に思っていた。

いつだったが慎二は私に何故、受験したのかを教えてくれたときがあった。

慎二は中学生の時も真面目だったが成績は落ちこぼれで先生にはここの高校しか受験が出来ないと言われたからである。



そして私は2年生に進級した。

私が通っている高校は2年生から希望したコースに分かれて授業を受けることが出来るのだ。

元々パソコンが好きだった私はパソコンを中心に勉強が出来るコースを選んだ。

2年に進級した私は一番仲がよかった友達と同じクラスになり喜んでいた。

そして、ふとクラスの名簿を見ると慎二の名前があった。

私はこのとき、何も思っていなかった。

2年に進級して1ヶ月が経った頃、そろそろみんなが席替えをしたいと言い出した。

そして席替えをすると、1年生の時は隣になることがなった慎二と隣になったのだ。

席が隣になったとき、私は初めて慎二に声を掛けた。


「1年生の時も同じクラスだったよね」


「うん、そうだね」


慎二は返事をしてくれた。

最初は挨拶程度で終わっていた会話も色々話すようになりある日、慎二から

「ね、メールの交換をしようよ」と言われた。

今はLINEがあるがこの頃はメールしかなかったためメールアドレスを交換するしかなかった。

私はちょっと戸惑ったが「いいよ」って答えた。

最初はたまにメールが来るぐらいだったがいつしか毎日メールをするようになった。

月日が流れクリスマスシーズンになっていた、そんなある日、慎二から1通のメールが届いた。

メールの内容読んだ私は心臓がバクバク。

そのメールの内容は・・・


「おまえ、今彼氏でもいるのか?

 俺、おまえのことが好きになった。

 もし、おまえさえよければ俺と付き合ってくれないか?」


私は心のどこかで好きだと思っていたせいか直ぐに「私でよければ」と送った。

こうして私たちは付き合い始めたのであったがこんなにも大変になるとは想像にもしていなかった。。



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